岩手のニュース
「あまちゃん」最終回 ロケ地・久慈でPV 涙ぐむ視聴者も
 | パブリックビューイング会場では「あまちゃん」の最終回に涙ぐむ人も=28日朝、久慈市 |
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「寂しい」「最後まで笑った」−。NHK連続テレビ小説「あまちゃん」が最終回を迎えた28日、ロケ地となった岩手県久慈市では、多くの市民がパブリックビューイング(PV)などで、名残惜しそうにラストシーンを見詰めた。(31面に関連記事)
同市の「道の駅くじやませ土風館」のPV会場には市民ら100人以上が詰めかけた。最終回のスクリーン映像を見守って笑い合い、静かに涙を流す女性の姿も。番組が終わると全員で拍手した。山内隆文市長も参加し、「寂しい。(番組は)みんなに勇気を与えてくれた」とあいさつした。
同市の農業神田フジエさん(75)は「毎朝あまちゃんを見ないと仕事のやる気が出ない。続編が見たい」とハンカチで目頭を押さえた。茨城県ひたちなか市から家族3人で訪れた会社員大内研二さん(41)は「最後も笑わせてもらった。家に帰って家族であまちゃんを語り合います」と話した。
東日本大震災で被災し、ドラマの「北三陸鉄道」のモデルになった三陸鉄道の赤沼喜典旅客サービス課長は自宅で最終回を見てから出社した。
「ドラマは三鉄職員の元気の源になった。(来春予定の)全線再開に向けて背中を押してもらった」と話した。
2013年09月29日日曜日
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