食糧難に苦しむカンボジアの子どもたちを支援するために、佐賀市の池上地区の子どもたちが23日、支援米の稲刈りをした。
アジアやアフリカへの支援活動をしている「食とみどり・水を守る県民会議」が、同会メンバーの中村浩之さんに約1500平方メートルの水田を提供してもらい、子どもたちが6月に田植えをしていた。
この日は子どもたち約30人が鎌を持って根元からていねいに刈り取った。川上小6年の永渕咲希さんは「刈ったお米で少しでも多くの子どもが助かって欲しい」と話した。
支援米の活動は1996年から。昨年は630キロを収穫した。これまでにカンボジアなどに支援米計2万3千キロを送っている。今回の収穫分は、来年4月ごろにカンボジアに到着する。