白骨遺体:自宅捜索中、遺棄容疑の妻ら農薬飲む 宮崎
毎日新聞 2013年09月28日 23時00分(最終更新 09月29日 08時38分)
宮崎県警は28日、宮崎市大橋2、宮田博さん(88)方で、県警警察官がミイラ化した遺体を見つけ、同居する妻(78)と次女(45)が県警が死体遺棄容疑で現場検証中に倒れたと発表した。2人は農薬を飲んだとみられ病院に運ばれたが重症。宮田さんの所在が分からなくなっており、県警は遺体は宮田さんとみて調べている。
県警によると、遺体は死後数カ月から数年経過した男性とみられる。1階和室のベッド上にあり、一部が白骨化していた。ビニールシートで覆われていたという。宮田さんと連絡が取れないことから宮崎市が、宮崎北署に相談。死体遺棄容疑で捜索令状を取って室内に入り、遺体を見つけた。妻と次女は午後11時ごろ、相次いで倒れた。部屋に農薬の空き瓶があった。【菅野蘭】