今日はラジオ収録の後、四角大輔さん、佐々木俊尚さん、イケダハヤトさん、奥山千春さん、村上萌さん達とほんの15分間だけの夕食会。数々の炎上を潜り抜けてきた歴戦の強者達の言葉はさすがの説得力。 http://t.co/pURlf18N7Y
— 堀 潤 JUN HORI (@8bit_HORIJUN) September 27, 2013
堀さんがツイートなさってますが、先日、なんとも豪華な飲み会にお呼ばれされました。飲み会って苦手なんですけど、いつの間にか4時間半が経っていて驚きました。誘っていただいた四角さんに大感謝!
「糸島」に住む、ちはるさんの話にやられた
飲み会には人気ブログ「ちはるの森」を運営する、ちはるさんもいらっしゃっていました。彼女とは2〜3年前にワークショップで一度すれ違ったことがあるだけで、じっくり話を聞くのははじめて。実際になめしたウサギ皮片手に、糸島暮らしについて色々お話してくださいました。すんごい興味深い…。
彼女が住むのは福岡県糸島市。福岡から電車で1時間程度の街です。
場所は、福岡県福岡市内から約1時間の糸島エリア。
棚田あり、畑あり、海あり、果樹園あり、ホタルあり、星キレイ、水はすべて湧き水という最高の場所なのです!
周囲で農作物を分けてもらえるので、食費はほとんど掛からないそうで…。野菜は無農薬、または減農薬のものばかり。お米も自分たちで栽培。海も近いので、とれたての魚介類も楽しめます。や、やばい…。
さらに、彼女は猟師としてのスキルをもっており、野性の肉も入手・調理することができます。これまでもブログで鴨をしめたり、ウサギをしめたりしていますね。
・今年も普通の女子が鴨を絞めて、お雑煮にしたよ。 | ちはるの森
・うさぎはかわいい味がした。うさぎ狩りと解体してきたよ。 | ちはるの森
糸島は絶景でも知られており、透き通った海と棚田があります。
(by photozou)
写真を取り忘れてしまったのが悔やまれるのですが、当日もアナグマ肉とイノシシ肉を持参していました。滅多に見ない手みやげです。アナグマってそもそもよく知らない動物ですが、こんな感じの動物です(wikipediaより)。
味もよく、好んで食べる人も多いとか。美味しそう…。
肉はかなりうめぇ。
弾力のある脂に甘みがあり、
チキンのような噛みごたえで、淡白でいながらも野性味を残した肉だ。けど、この独特の鼻に抜ける香りは、
好き嫌いが分かれるところだろうな。
話によると、アナグマ肉は市場にはまったく出回っておらず、東京でもそう簡単に食べられないそうです。たしかにググってみても、まったく購入できる気配がありません。
改めて考えてみると、これってすごいことだと思うんです。
これだけ消費社会が進んでいるというのに、この同じ日本で、市場に流通していない、美味しい肉があるというのは驚きです。まさに値段が付けられない、プライスレスなお肉です。
ちはるさんの話を聞いていると、本当に「豊かな」生活なんですよね。自分たちが食べるものは自分たちで育て、肉や魚も地場のものを食べる。もちろん鮮度は抜群。市場に流通しない「贅沢品」も楽しむことができる。生活コストも安いので、都市のようにあくせく働く必要もない。情報も少ないので、自分の時間がじっくり持てる。
…あれ?ぼく、なんで東京なんかに住んでいるんだろう…。
というわけで、近々糸島にお邪魔しようと思っております。移住願望がますます強化されたので、夫婦ともども、本気でリサーチしていきます。良い場所をご存知の方がいらっしゃったらぜひ教えてください!ブログで紹介記事書くので、ちょっとした地域のPRにもなるかと。