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【サッカー】

横浜M スコアレスドローも前向き

2013年9月29日 紙面から

前半、ボールを追う横浜Mの中村(中央)=ユアスタで

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◇J1第27節 横浜M0−0仙台

 首位の横浜Mが仙台とスコアレスドローで、勝ち点1を積み上げた。FWマルキーニョスが左内転筋痛で欠場し、MF斎藤は出場停止。得点源の2人を欠くチームにとって、アウェーでの引き分けはまずまずの結果なのか。試合後のイレブンは淡々と引き揚げた。

 MF中村俊輔は自分に言い聞かせるように話した。「お互いのシュート5本ずつか。いい部分を消し合うみたいな試合になった。この勝ち点1が、最後にあそこで引き分けておいてよかったと言えるように、これから戦っていければいい。ポジティブにとらえて次にいけばいい」

 攻撃で、マルキーニョスの代役となった藤田は「前半と後半に1回ずつチャンスがあった。あれを決めなければ」と悔やんだが、90分間にわたってポストプレーで体を張り、速攻で走り続けた。仙台の思惑通り、俊輔には2、3人がかりでマークが付き、直接狙うようなFKのチャンスもなし。起点をつぶされ、なかなかチャンスは生まれなかった。

 だが、守りは本来の持ち味を出して3試合連続無失点。DF中沢も「柳沢と対戦して久しぶりに燃えた。0に抑えるのはDFの最低限の仕事。0で抑えることが最後に得失点差とかで響いてくる」と、こちらもこの引き分けを前向きに考えていた。 (荒川敬則)

 

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