
受賞者と一部のゲストの記念写真。(写真は日本僑報社から提供され)
【新華社北京9月17日】9月18日の午後、日本の国際交流研究所より主催され、日本僑報社より共催された中国大学生日本語・1000字提言コンテストの授賞式及び授賞作品『日中の絆』の初回発表会が、北京の湖南大廈で行われた。日本の朝日新聞社の坂尻信義中国総局総局長が河南安陽師範学院の韓福艶さんなどの受賞者に賞状と賞金を授与し、日本僑報社の段躍中編集長が主催側を代表して受賞者に『日中の絆』を贈呈した。コンクールの最終審査員、北京日本学研究センターの徐一平主任などの著名人が授賞式に出席した。
紹介によると、長期に渡り日中交流の第一線で活躍している大森和夫、大森弘子御夫婦は、中日国交正常化40周年を記念するため、中国の大学生に向け「日中の絆―私の提案」というテーマの日本語・1000字提言コンテストを特別に主催した。コンテストでは中国の128ヵ所の大学から合計3412通の原稿が寄せられた。審査の結果、56人の大学生にそれぞれ一等賞、二等賞、三等賞および努力賞を授与した。河南安陽師範学院の韓福艶さん(女)に一等賞を授与した。北京大学の李鷺瑤さん(女)、大連外国語学院の李岳洹さん(男)、山西大学の高潔さん(女)、河南師範大学の倪珊珊さん(女)、大連工業大学の周琳琳さん(女)といった5人の学生に二等賞を授与した。また、10人の学生に三等賞、40人の学生が努力賞を授与した。
一等賞を獲得した韓福艶さんは『苦悩の選択』というテーマの作文の中で、農村での中国青年の日本語学習や中日交流活動参加の困難な状況を紹介し、農村の青年に一層多くのチャンスと支援をあたえてほしいと希望した。大森和夫氏は韓福艶さんの提案を高く評価し、特別に文章を書いて日本の『朝日新聞』に発表し、韓福艶さんの作文と中国大学生の提案を紹介した。