政治【堺市長選】激戦「大阪都構想」 2陣営「最後のお願い」+(2/3ページ)(2013.9.29 00:24

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【堺市長選】
激戦「大阪都構想」 2陣営「最後のお願い」

2013.9.29 00:24 (2/3ページ)
最後のお願いをする竹山修身氏(左、志儀駒貴撮影)と西林克敏氏(安元雄太撮影)

最後のお願いをする竹山修身氏(左、志儀駒貴撮影)と西林克敏氏(安元雄太撮影)

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 一方、西林氏は午前10時に大阪維新代表の橋下徹大阪市長と合流。西区のスーパー前で、「都構想で新しい堺の街づくりを始めなければ、衰退の一途をたどる」と強調した。

 今回の選挙を、堺市民が都構想の設計図作りに入るか否かを選択する機会と位置付ける橋下氏は、「スーパーで食品を買うときは試食をする。試食もせずに拒むのは賢い買い物じゃない」とたとえ話でアピール。都構想の最終的な賛否は、住民投票で改めて問われることを強調した。

 西林氏は、地元・南区では橋下氏や維新幹事長の松井一郎大阪府知事とともに商店街を練り歩いた。一人一人の手を包み込むようにがっちりと握手をし、「堺はなくなりませんから」と繰り返した。

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 28日夜の最後の街頭演説。竹山氏陣営は堺市役所を間近で仰ぎ見る南海堺東駅前(堺区)、西林氏は泉ケ丘駅前を選んだ。

 秋の夜風に、白で「堺」の文字を染め抜いた青いのぼりがはためく中で行われた竹山氏陣営の演説会には、組織力を物語るように、自民の国会議員や民主の元国会議員らがずらりと居並んだ。聴衆から「市長、頼むぞ!」との声が飛び、ボルテージが最高潮に達した中でマイクを受けた竹山氏は「維新の独裁と野望を堺の地でついえさせる」とこぶしを突き上げ、こう締めくくった。「堺はひとつ。堺は永遠に自治自由の街でありつづけたい」

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