燃料不足のため調布で下り給油後、Ｒ２０から環八経由で板橋の
ＢＭＷディーラーへ再訪問。渋滞の中ギリギリ間に合った。
打ち合わせを終えショールームを後にしたのが５時を過ぎていた。
このまま直帰するか、事務所に寄って残務処理するか迷ったが、
朝のルートなら渋滞は無いだろと考え中台から首都高速に乗る。
思った通り道は空いており、納車されたばかりのベンツ４５０ＳＥＬ調子もイイが、
エアコンの効きがいまいち。事前にエアコンも良く効いていると聞かされていたが、
この程度で効いていると言われても困ってしまう。それにしても冷えない！
クルマは山手トンネル大橋ジャンクション数キロ手前から動かない渋滞
に嵌った。暑い、暑い、噴出し口の風邪に冷たさを感じない。
いつの間にか生温い風になってる！
ゴー・ストップを繰り返しているとエンジンより振動が伝わってくる。
水温計は１００度を少し超えている。ちょっと高めだが元来ベンツは
水温１０２度でサーモスタッドが働き電動ファンが作動する仕組み
なので心配ないはずなのですが、、、、、振動は更に強くなる、水温は
１１０度を超えた。オイルプレッシャーは下がり始めた。
あああ、ベンツだから安心なんて思いたかったのは間違いだったと
反省。風通しの悪いトンネルだったとは言え３０年前のクルマ、
冷却能力不足は間違いない。そして、この状況も改善されないのは明ら
かで、緊急対応を余儀なくされた。周りに迷惑をかけない様左側に寄せ
エンジンを止めた。（通常ではエンジンは止めずアイドリングで冷却する
のですが、アイドリング維持が出来ない状態だった）
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 当初は左側に停車していたが、首都道路公団パトロールスタッフ
 の誘導で右側へ移動した。この先で右側斜線が無くなるため
 安全との判断だった。
 
 話は戻り、午後６時トンネル内にてエンジン停止。
 さて、壊れた訳ではない。流れれば抜け出せるので渋滞の
 様子見をしていたが一向に収まる気配も感じられない。
 こりゃ駄目だ！ＪＡＦ呼ばなきゃ、じぇじぇじぇ、iPhoneバッテリー
 残量１％（初めて見た）、今日は朝から結構使っていたのと
 ４５０ＳＥＬ充電機積んでいなかった。あちゃ！
 てくてく歩き非常電話で救助依頼をした。
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 暫くするとサイレンの音が近づいてくる。そんな大げさな？？
 もしかして私？
 首都高速道路パトロールカー102号車到着。
 その手際の良さの頼もしい事、あっという間に赤いパイロンを立て
 ４５０ＳＥＬ周辺の安全を確保してくれた。
 そして、携帯電話バッテリー切れで何の連絡もしていない旨を
 伝えると費用説明の後、全ての手配をしてくれ、更に暑いでしょと
 エアコンの効いたランドクルーザーパトカー内で過ごさせて頂いた。
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 待つこと40分位、首都高速道路公団キャリアカーが到着。
 ３名の方々の手際の良い事。お見事と言うしかないほど、お見事。
 
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 一般道に出して頂ければ自走できる旨お伝えして、渋谷出口
 直ぐのところに下ろして頂いた。
 午後７時１５分の事。エンジンストップから１時間１５分間の
 出来事でした。
 そして、クルマを下ろして書類に記入、お支払いを申し出ると
 必要ないとの返事だった。民間でない公団の作業と理解した。
 心より感謝をのべ、深く頭を下げてお見送りをした次第。

 その後、ベンツ４５０ＳＥＬは何事もなかった様に世田谷の
 事務所に向かった。

 でも、このくらいの渋滞でオーバーヒートは駄目。
 対策をしておかないと怖くて首都高速に乗れない。
 熱対策については後日レポートします。
 すでに入院させました。






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