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中国 安倍首相の発言を批判
9月26日 19時9分

安倍総理大臣が訪問先のアメリカで、「私を右翼の軍国主義者と呼びたいのであれば、そう呼んでいただきたいものだ」と発言したことについて、中国外務省の報道官は「日本の指導者は歴史を直視して反省する態度を表すべきだ」と批判しました。

アメリカを訪れている安倍総理大臣は日本時間の26日未明、保守系のシンクタンク「ハドソン研究所」が開いた会合で演説し、軍事費を増大させている中国を引き合いに、日本が右傾化しているという見方は当たらないという趣旨で、「私を右翼の軍国主義者と呼びたいのであれば、そう呼んでいただきたいものだ」と述べました。
これについて、中国外務省の洪磊報道官は26日の記者会見で、「日本の指導者は、国際社会の懸念と正義の声に真剣に向き合い、歴史を直視して反省する態度を表し、中身のある行動によって国際社会の信頼を得るべきだ」と批判しました。
また、安倍総理大臣が同じ演説で、集団的自衛権の行使を容認する憲法解釈の見直しに理解を求めたうえで、「積極的平和主義」の立場からアメリカと連携して世界の平和と安定に貢献していく決意を示したことについて、洪報道官は「日本は、人為的に緊張や対立をつくり出して軍備拡張や軍事政策の変更の口実にするのはやめるべきだ」と述べ、強い警戒感を改めて示しました。

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