サブタイトル:形勢逆転です。
コトミとレイシーどうなっちゃうんでしょう!?
Position reversal
急にコトミは焦り始めた。だが、そんな事もお構いなしに淵なし眼鏡の美女が近付いてきた。
「武器を捨てなさいコトミ・アラサキ一等軍曹」
女はその扇情的な唇を動かすと、コトミとレイシーの銃器を取り上げる。抵抗せず、されるがままに動いた。コトミは口元が緩んでしょうがない。これほどまでに最高な展開は中々こない。今はっきりと二人の立場は逆転した。この戦い、退屈な狩りから最高のスリルを味わえるステージに仕上がりそうだ。
南アフリカの都市ヨハネスブルク郊外に敷設された南アフリカ政府御用達の傭兵部隊『アイゼン・ドラグーン』の本拠地がある。普段正面ゲートにはいかついツラにサングラスを掛け大男の黒人と意地悪なスペイン人が厳重に衛兵を務めているのだが、今日に限っては通常では考えられない程ものものしい厳戒態勢をとっていた。
土嚢を積み上げた正面ゲートには50口径の重機関銃《50キャリバー》が設置され、後方にはアメリカ合衆国陸軍の主力戦車M1A2エイブラムが砲口を光らせ、衛所を守るのは星条旗のパッチを右腕に付けた海兵隊の精鋭部隊。『フォースリーコン』が衛所を守る。彼ら海兵隊は、ここの司令官が現地にあるアメリカ大使館に連絡を付けて派遣された兵士たちだ。
今、南アフリカ国内は未曾有の大混乱に陥っていた。突如南アフリカ正規軍から離反したクーデター軍が現政権討伐の為に全国で一斉に奮起したのだ。それは、ここヨハネスブルクも同様。市内からは銃声と爆発音が断続的に聞こえてくる。町のあちら此方から黒煙が立ち込め、火災が起きている場所も見受けられる。市民は逃げまどい、その後を民兵や兵士の放った銃弾が追いかける。この国の至る処で似たような光景が起きていた。
本拠地のエプロンではMH-47チヌーク2機がタンデムローターの轟音を響かせながら、駐屯地から撤退する兵士を待っていた。この大型ヘリコプターは収容人員が多いうえ航続距離も長く、劣悪な気象状況や夜間でも飛行可能。そのため、こうした撤退任務にはうってつけなのだ。
傭兵部隊指揮官のビアンカ・マッディガル中佐は殿を務めるキャスパー・グランチェロ少尉に撤退のタイミングと駐屯地へ逃げ込んできた民間人の扱いについて説明を行っているところだった。民間人は命からがらこの本拠地へ逃げ込んできていた。この町の軍・警察関係者は信用できないようだ。そこで頼られたのが傭兵部隊の駐屯地。ここへ逃げ伸びてくる民間人の数は時間を追うごとに増加の一途をたどっていた。
まだ年齢の若い青年少尉は中佐の説明が終わると、厳しい面持ちで敬礼。ビアンカはそれに答礼した。彼の瞳からは任せて下さいと言わんばかりの意気込みが伝わってくる。
「必ず生きて私の下へ帰ってくるんだ」
「Yes ma'am!!」
青年少尉は一礼すると執務室を後にした。
南アフリカの首都プレトリアが震源地となった混乱の波はその波紋を時間が経つにつれて肥大化させている。ヨハネスブルク市内は暴徒と化した民兵や兵士の撃つ銃声とそれに伴う爆発音に包まれ、悲鳴や苦悶の声が銃声の合間を縫うように木霊している。混迷のアフリカが再度生まれようとしていた。そんな状況の中、ここへ凶弾が飛んで来るのも時間の問題になっていた。
殿を務める少尉も彼の部下も優秀だ。この未曽有の事態を想定してあらかじめ配備させた合衆国海兵隊のやつらも屈強な兵がそろっている。ここが陥落するのは別な話になるだろう。
ビアンカは重要な書類をブリーフケースに詰めてから、室内を見まわす。まさかこんな事態になるとはビアンカは想像もしていなかった。奴らから話を持ちかけられた時は乗る気ではなかったが、この国の現状と最近の無意味な戦闘で命を落とす部下の死をかんがみると、しかたない選択といえた。
それにしてもコトミには悪い事をしたと深く反省している。自分の体を提供してもコトミは許してくれない気がする。
そんな事を考えていると、重武装の兵士が二人、ドアのところに姿をあらわした。騎兵隊ならぬ海兵隊のおでましだ。ビアンカがなかなか室内からでてこないので様子を見に来たのだろう。
「中佐!!移動の準備ができました」
海兵隊員がビアンカを促す。
「せかすな。分かっている」
「では、搭乗を!」
海兵隊を追いかけるように荷物を脇に抱えると執務室をエプロンへ向けて後にした。
コトミ達が強襲した廃墟はつい数分前までの血と硝煙の香りが立ち込める阿鼻叫喚の地獄絵図とは打って変わり喧騒からはかけ離れた静寂のみが支配する戦場となった。静まり返った廃墟の中で軍用ブーツの足音がコツコツと響く。形勢逆転されたコトミは武器を取り上げられた上に手錠を掛けられ、別室に連れてこられた。
先導したのは救出するはずだった政府高官ジェシカ・ミシェランジュ。役職は確か外交官。サングラスを掛けてMP5で武装したスーツの男を従えて別室に入る。男は入口で待機。入った別室でコトミは体をまさぐられながらの身体検査を受けていた。
手錠を掛けられた両手は壁のパイプに引っ掛けられ、万歳の状態で無様にコトミは身体検査を受けていた。妙に熱っぽいジェシカの細く長い指が這いつくばるようにコトミのTシャツの中に入り込むと身体検査とは名ばかりの行為が始まった。コトミのブラの両脇から侵入したジェシカの両手が乳房を愛撫し始める。
「コトミは綺麗な肌してるわね。軍人とは思えない」
「馴れ馴れしく呼び捨てにするな!!」
コトミの体をまさぐるジェシカへ一括。しかし気にする様子もなくジェシカはにっこりとするだけで、その態度がコトミの苛立ちを誘いだす。それでも、出撃前にコトミのショーツを濡らした相手だ。愛撫が激しさを増すたびに感情が高ぶって行く。ジェシカは女の身体を扱う事に手慣れていた。
「……コトミの胸、大き割に張りが有って、柔らかい。私の手の平じゃや余るわ。それに……揉み応えもある……」
ジェシカも息が少しづつ上がり興奮し始めた様だ。その証拠に乳房への愛撫が激しさを増す。
「・・・ンンっ!!」
声にならない喘ぎ声がコトミから零れる。ジェシカの指が柔肉に沈み、揉みしだく。時折、乳房の頂点、淡い桃色の小粒をキュッと〆られ凄まじい快感の波がコトミを襲った。ジェシカは確実に敏感な箇所だけを狙った無駄のない愛撫を送り出す。コトミも切ない声を漏らさずにはいられない状況になった。右手が乳房から離れると、脇までいやらしい指が後退する。 武器がないのかと脇から腹筋へと下る。Tシャツ姿になった時点で脇に携帯する武器がないことは明らかなはずだが、ジェシカはそんな事お構いなし。コトミの体を楽しめればそれで良かった。腹筋からさらに下へと進むジェシカの指に期待して、もっと下へ、もっと下へ来てと哀願してしまう。ジェシカはコトミの思いを知ってか知らずか、政府高官の手はショーツまで来て離れた。
「お遊びはここまで」
そう言ってコトミから離れると身だしなみを整えだす。心の中で膨らんでいた期待が空気の抜けた風船のように急激にしぼんでいく。コトミはこのジェシカ・ミシェランジュに落胆してしまった。写真を見たとき抱きたいと思った欲望もこの瞬間別の黒い感情にかわる。そんな事もしらずにジェシカはテーブルに上に置いてあるMk23ピストルを手に取った。
「さ、ここを離れるわよ。とっとと歩きなアバズレ」
(こいつ、必ず嬲り殺してやる!)
強かな殺意をジェシカに抱きながら彼女の言うとおりに別室を出た。
向かった先は廃墟ビルの屋上だった。屋上へ上がると、相変わらず昼さがりの陽光がぎらぎらしていた。急に明るい場所に出たものだから一瞬目がくらむ。だんだんと光になれて正常な視界に戻ると眩しさに目も慣れてきた。ジェシカはコトミに拳銃を背後から突き付けながら端の方に誘導する。
歩きながら屋上を見渡すと、そこは大型ヘリコプターが優々と着陸できる程の広さを有していた。その隅に、目隠しされ、体を拘束された部下達がいた。レイシーとバンチャーも一緒だ。見たところ危害を加えられた様子はない。
部下の近くには先のジョランダと名乗った男と一緒に今回捕獲する予定だった標的、ロイカット・ダイソンがいた。ロイカットは怪訝な表情で無線にむかって英語で会話するジョランダを見ていた。彼の瞳は何かに脅えている。
「可哀そうな奴よね。ジョランダさんに騙されている事が未だに気づけないんだから」
コトミの背後にいるジェシカが言った。ロイカットが騙されている事はコトミにも分かった。ロイカットを餌にコトミ達はここへ誘き寄せられたのだから。それは兎も角あのジョランダと名乗る男は一体何が目的なのか、目的の趣旨がいまだに謎だ。コトミ達をどうしたいのかもよく分からない。契約とはいったいなんなのか、本当に訳のわからない男だ。
そんな事を考えているとどでかい銃声が3発続いて鳴り響いた。はっと銃声の方を向くとジョランダがコトミから取り上げたデザートイーグルを片手で構えている。銃口からは硝煙がうっすらと立ち込めていた。ジョランダの足元には三つの空薬莢と頭と心臓を撃ち抜かれたロイカットの遺体が転がっている。
ジョランダがロイカットを殺したのは明らかだ。多分理由は彼の存在が必要なくなったから。ジョランダはコトミを見つけると大型拳銃を持ったまま近づいてきた。
「貴女は今いろんな事を考えている。例えば、なぜ私が貴女を捕えているのか。私の考えている事が理解できないでしょう?」
ジョランダはコトミの前で立ち止まると、ずばりコトミの心境を当ててみせた。
「いずれ判る事です。焦らずゆっくり、大人しく待っていて下さい。貴女方に危害は加えない」
それだけ残してジョランダはコトミの前をさった。
彼に続いてスーツの男たちも屋上をさる。
残ったのはジェシカとコトミ。部下と屍だけ。ジェシカはコトミを部下と反対側の隅に連れてくると、煙草をふかし始めた。拳銃は腰のホルスターに収まっている。屋上へ上がってくる人の気配はない。ジェシカとの間合いは4メートル。
コトミは勝負に出た。
一瞬で間合いを詰めるとコトミの長い右足が、滑らかな蹴りの軌道を描く。スピードを重視した、テコンドーのハイキックだ。その蹴りが、ジェシカの側頭部をとらえる。ジェシカの視界が揺れた。淵なし眼鏡が吹き飛ぶ。彼女は強烈な蹴りの衝撃で床へ倒れこんだ。両手は手錠でふさがれているので、さらに腹部へ蹴りを入れようと踏み込む。しかし、踏み込んだ足元で銃弾が跳ねた。コトミの反撃はそこで止まる。
射手は屋上へ上がる階段口にいた。信じられないことにM4A1を構えるのは同じ傭兵部隊でコトミの先輩、ミヒコ・シュワスキー少尉。
「動かないで!!」
コトミはミヒコに銃を向けられ動きを止めた。状況は最悪。味方に銃を向けられている。瞬時に「裏切られた」と脳裏を過ぎった。コトミはおずおずとミヒコを見るとミヒコはやりきれない表情で目を背けた。
何か理由があるのか?コトミは眼で訴えかけるが彼女は答えてくれない。そこへジョランダが戻ると、周囲の重い雰囲気を気に留める様子もなく「騒がしいですね」と、コトミを見て一言告げた。その後ろで割れた眼鏡を拾い上げるジェシカにもジョランダは一言告げた。
「迎えが来ますよ、支度をしてください」
それから程なくして砂漠地帯からタンデムローターの轟音が響いてきた。ジョランダの部下が無線に何か言っているのが見えた。灰色の機体は廃墟に接近すると手前で大きく右に旋回してから屋上への着陸態勢にはいる。ミヒコの部下が誘導員になってヘリコプターを屋上へ上手に導く。
細かい砂ぼこりを巻き上げて着陸したのは合衆国海兵隊の所有物MH-46シーナイトだった。この機体はターボシャフトエンジン双発、タンデムローターのヘリコプターで、エンジンを胴体後方の上部に取り付け、客室の騒音軽減と面積拡大をはかり、貨物の積み込みを簡易にする為、機体後部に傾斜板式の扉をとり付けた。また、客室は完全密閉できるように処理し、水上でも安全に運用できるようにされている。
コトミはCH-46シーナイトの胴体にマーキングされたロゴを見てこの一連の出来事にアメリカ軍が大きく関わっている事を確信した。シーナイトは米海兵隊が装備している機体だ。アメリカ以外にも数多くの陸海空軍で使用されているCH-46だが、海兵隊所属の機体には必ずその機体の所属する強襲揚陸艦のロゴがマーキングされていた。灰色の胴体には黒でクッキリと『IWO JIMA』と記されていた。アメリカが出てくれば、廃墟での武装した兵士や腕の立つ白人兵士の存在にも、武装勢力の使っていた銃器にも納得できる。なんらかの理由でアメリカが極秘裏に武装組織へ提供したもの、と裏付けができる。しかし、一番の疑問は合衆国はコトミ達を拉致して何に利用するつもりなのか、だ。アメリカの存在が明らかになった事で、疑問を紐解く鍵は得られた。それでも余りにも複雑すぎるこの展開は楽しめるどころか納得するまでに時間をかけそうだ。
「・・・本当に面倒くさい」
砂埃が舞い上がる中、MH-46の後部ランプから重武装の兵士が駆け出して屋上へ展開する。重武装の兵士は砂漠用のBDUを着用し脛当て(二―パッド)・臂当て(エルボーパット)を着用し、アイスホッケーの選手が使用する軽量タイプのヘルメットを被っている。どれも黒で統一されていた。彼らの装備はクロース・クウォーターバトル《CQB》を想定したものだ。コトミ達を取り囲んだ兵士の左腕には赤と青が鮮やかな星条旗のパッチが縫い付けてある。
(合衆国の兵士に間違いない)
彼らは身元が分からぬように黒いバラクラバで素顔を隠す。多分、格好を見る限り海兵隊の特殊部隊『フォース・リーコン』あたりだろう。もしくは非正規戦闘部隊も考えられる。手際よく拘束された部下を立ち上がらせると機内へ押し込んでいく。射殺されたロイカットの遺体もブラックカバー(遺体を仕舞う袋)に入れられてヘリコプターに積まれた。数人が大きめのバッグパックを持って廃墟の中へ消えて行くのを尻目にコトミはジェシカに腕を引かれて機内に収まった。
MH-46の機内でコトミはジェシカと対峙する位置に座らされる。離陸してまもなく、ジェシカが口を開いた。
「コトミの蹴り、相当効いたわ」
「当たり前だ。俺はあんたを殺すつもりで襲い掛ったんだからな」
「恐ろしい、さすがは東洋のアマゾネスね」
そう言って蹴られた側頭部をさする。次の瞬間ジェシカは自分の髪の毛を鷲掴みにすると取り払った。艶やかな黒髪のかつらが外れ、ウェーブの掛った綺麗な金髪が現れた。眼鏡はコトミの蹴りで吹っ飛び、コンクリートに衝突した衝撃でレンズは割れていたので今は掛けていない。ジェシカの変貌ぶりをまじまじと凝視していたコトミは、記憶の片隅に寄せられていた人物を思い出す。
「……?」
ジェシカの顔は少し前にどこかでみた事のある顔だった。
「何?私の変装がそんなに驚きかしら?」
「いいや変装なんかじゃない……ジェシカ、オレはお前以前を見た事がある、確か……」
まじまじと目の前の女を凝視。記憶の断片を集めながら思い出してゆく。そう遠くない過去にどこかの街で見かけた事があったはず。
「N・Y・・・違う、そうだ!」
最後のが記憶のパズルにはまると一枚の絵が完成する。絵は映画のように情景が動き始める。コトミと妹の二人でDCへ観光に行った時の事だ。
「ワシントンDCに行った時だ。間違いない!!」
「そうなの?私はコトミとは初対面。貴女なんてしらないわよ。それに私はヨハネスブルクの生まれ。父親はイギリス人で母親がスペイン系のアフリカ人。DCなんて生まれてこの方行った事もないわ」
ジェシカは表情に影を落とすと、淡淡と喋りだす。
「いいや、間違いない。あの時DCで見かけたのはジェシカあんただ!眼鏡にかつらだから、今の今まで気づかなかったンだ。確かあれは―――ジョージ・W・ブッシュがDC入りした時だっから―――あいつだ、あの男…」
「勘違いよコトミ。どうせ貴女の思い違いだわ、ロクなことにならな―――」
「思い出した、あのFack野郎のバラクーダ・オバマンだ」
コトミがそこまで言い切るとジェシカは立ち上がってコトミの前に立った。
ゆっくりと腰のホルスターからMk23ピストルを抜く。話されては困る話のようだが、話を続ければ目の前の女はきっと面白いように喋りだすはずだ。
(少しは楽しませてくれよな)
「その女、紺のスーツを着ていたでしょう。そして幾人かの男と達と一緒に上院議員と会食をしていた、「イスパニス・ベロウ」って名前のスペイン・レストランで」
「そう、「イスパニス・ベロウ」だ!でも・・・どうしてあんな黒人なんかと?」
「―――その時、彼女とその上司たちが話していたのは、EU内に存在する、NATO条約機構軍備貿易機関に非協力姿勢を持つ行政府への干渉及び不安定化工作」
NATO条約機構軍備貿易機関といえば最近注目されはじめた限定的な兵売買を中心とした利益利潤の拡大を図った貿易構成の事。アメリカ合衆国、EUを筆頭にNATO加盟国で結ばれた自由貿易協定だ。それを裏で操作していた?そんな事が出来るのは…
「―――まさかジェシカ、否、ジョランダ貴様らは!」
「コトミ、それはあなたの思い違いよ、その女は他人。私はね、南アの外交官だもの。でも、ひとつだけ、本当のことを教えてあげる。私はヨハネスブルクの生まれじゃない、父親もイギリス人ではなくてユダヤ人。母親はアメリカ人なの。それに私の故郷は、ヴァージニア州のラングレーッ!!」
ジェシカの語尾が妙に強くなった瞬間、拳銃のグリップが脳天めがけて振り下ろされる。
「あんたCI……」
ゴスッ!!
鈍い衝撃音。そこでコトミの意識は吹っ飛んだ・・・・・・
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