新緑の上高地・明神岳(明神〜徳沢にて)(2006.06/初)
新緑の上高地焼岳(梓川にて)(2006.06/初)
上高地・徳沢にて(2006.06/初)
■今日(06/12)の白馬は晴れ。
■06/12;FSスキーモーグルの上村愛子さんが「大町警察署」の一日署長を務めた。署長を務めたのは上村さんの地元白馬を管轄する大町警察署。制服と帽子を身につけた上村さんは山本統一署長から委嘱状を交付されたあと、職員が警察手帳などの装備をきちんと所持しているか調べる服装点検に臨み、緊張した面持ちで列の間を見て回りました。スキーが盛んな土地柄ですが、このところ山岳遭難が多発していて、遭難防止を呼びかけた。また、ドライバーに交通安全を呼びかけようと、大町市内のR147沿いに出てうちわとティッシュを配ると、上村さんは人気者らしく時折握手を求められ笑顔で応じていた。署員に対する講話で、「警察へのイメージは?」と質問されると、「力強くて優しいという印象。事件事故、遭難などが多発していますが、正義感を持って頑張ってほしい」と激励した。また、山スキーなどの山岳遭難が北アルプスで相次いだことには、「私の身近でも遭難した人がいます。山を甘く見ず、安全第一で行動してほしい」と呼びかけた。上村さんはトリノオリンピックでは5位とあと一歩のところでメダルを逃しましたが、4年後のバンクーバーオリンピックでのメダル獲得を目指し、約4ヶ月間のオフを終えて来週から福島で合宿に入る。
■06/11;初夏の北ア山麓を駆ける自転車ロードレース「つがいけサイクル2006」が「栂池高原」で開かれた。
銀輪の集団が山岳コースを駆け抜けた。第10回全日本実業団個人タイムトライアル選手権大会を併せた大会で、ロードレーサー、MTBの2部門に一般や実業団選手ら全国から集まった約730人が出場。白馬大池近くを起点に栂池ロープウェイ終点の栂池自然園駅までの17.1km、標高差1200mの難コースに挑んだ。男女年齢別クラスごとにスタートした選手は延々と続く上り坂に苦しみながら、ゴールを目指して愛車のペダルを懸命にこいでいた。
■06/11;安曇野市穂高の「穂高総合体育館」で、「安曇野市合併記念」と銘打った「NHKのど自慢」の公開生放送が行われた。安曇野での開催は旧穂高町の「合併30周年記念」として行われて以来22年ぶり。20組の出場者が客席を埋め尽くした1600人の声援を受けながら「合格の鐘」を目指して熱唱。
■07/29;松本「梓川・波田合同水輪花火大会」
中信でも屈指の花火大会。梓水苑周辺を会場に特産品の販売やイベントあり。
14:00〜;波田町の扇子田運動公園周辺で「さいさい祭り」が行われます。遊びの広場、フリーマー、ゴーカート、工作教室、ビンゴゲーム、よなよなイベントなど。
17:00〜;オープニングセレモニー、夜店。波田町の名産であるスイカの食べ放題も。イベント広場では波田小中吹奏楽部による演奏やアルプス太鼓、その他バンドやダンスの発表。20:00〜;水輪花火大会。3000発の花火が打上げられます。雨天の場合;07/30。
(問)梓川商工会 TEL 0263-78-2205
■06/11;松本市民らでつくる自然保護団体「美ヶ原の自然と風土を考える会」は美ヶ原高原で自然観察会を開いた。中高年を中心に16人が参加。草花の名前や特徴などの説明を聞きながら山歩きを楽しんだ。
■07/29-07/30;「松本城公園」にて「第19回国宝松本城太鼓まつり」
国宝松本城を背景に、日本の伝統芸能「太鼓」の音がアルプスの街に響き渡ります。
(問)松本市観光温泉課 TEL 0263-34-3000
■08/08;「松本城本丸庭園」にて「第25回国宝松本城薪能」
夕日に包まれる頃、かがり火明りの下、日本の伝統文化である狂言と能の公演が行われます。
(問)松本城管理事務所 TEL 0263-32-2902
■10/07-10/09;松本城公園などで「第3回信州・松本そば祭り」
「全国そば祭り」日本各地・県内各地のそば処が集結した、手打ちそば食べ歩き通り。〜楽しもう信州のスローフード・スローライフ〜、ふるさと大物産展、信州の特産品、工芸品および地場食材、そば粉を使った料理の展示販売。JA松本ハイランド秋の大味覚祭、信州産の秋の農作物、特産物が集結した青空市、そば道具、信州スローフード広場、そばに関する器具、道具および信州のスローフードを展示販売、おやき作り体験、そば打ち体験教室、一般参加型の体験教室、素人そば打ち段位認定大会、全麺協素人そば打ち段位認定大会
10/07;9:30〜三段位認定大会、10/08;9:30〜二段位/初段位認定大会。大名町通り歩行者天国(10/08-10/09;10:00-16:00)
期間中は松本城本丸庭園を無料開放!
主催は松本市、松本市教育委員会、松本広域連合、松本観光協会、松本商工会議所 松本コンベンションビューロー、 松本ハイランド農業協同組合、松本商店街連盟 松本旅料飲食団体協議会、市民タイムス、共催;全国麺類文化地域間交流推進協議会、TSB、後援;長野県、信州大学、信州・長野県観光協会、長野県信州そば協同組合、長野県麺業協同組合、 長野県そば工業技術研究会、 長野県そば商生活衛生同業組合、松本特産品振興協会 松本観光名産品協会、松本市内旅館組合連合会、日本アルプス観光連盟 アルプス展望東山広域観光ルート推進協議会、日本アルプスサラダ街道協議会 松本市中央地区町会連合会、JALセールス JR東日本長野支社、JTB松本支店 近畿日本ツーリスト松本支店、日本旅行松本支店、トップツアー松本支店など。協力;松大、松本市交通安全協会、大名町商興会、六九商和会、松本浅間温泉新そば祭り実行委員会、長野県木材青壮年団体連合会、 松本木材協会、信州大学医学部附属病院、街を花いっぱいにする会、県LPガス協会松本支部など。
(問)第3回信州・松本そば祭り実行委員会(事務局;市民タイムス) TEL 0263-48-2000
■信毎(06/11)の投稿欄「建設標」に掲載されていた記事。6月から民間による駐車監視活動が始まり、駐車違反の取り締まりが強化された。確かに違法駐車は少なくなり渋滞緩和などの効果は大きい。松本市内は城下町のため、道幅も狭く曲がりくねっているところが多く一方通行も多い。路駐の影響などもあって交差点手前で右や左に車線変更。確かに渋滞の原因となっていた。しかし、反面、商店街の衰退につながる可能性もある。ちょっと買い物で駐車もできない。買い物客は町中よりも便利な郊外の大型店に流れてしまう。車社会のな信州ではなおさら。町中にお店がないと高齢者には日々のドライブはきつい。そこで空き店舗を利用した共通の駐車場整備の提案が載っていた。しかし最近の流行りの車は1boxやワゴンなど大型の車が多く、立体Pは高さ制限もあって整備するのもなかなか難しい。大町のように大型店が郊外に移転し、町中に空き店舗を利用した駐車場ばかりというのも寂しい限り。駐車場整備だけでなく魅力ある商品、特徴のある商店街が必要なのだろう。
■今日(06/11)の白馬は曇り。どんよりとした雲に覆われています。
■06/18;13:30-17:00;安曇野「堀金総合体育館サブアリーナ」にて「地域ブランド研究会」
安曇野市と信大は互いに協力し「地域ブランド研究」を進めてきた。安曇野の各地を結びつけ、その価値を発信していくための協力体制、市民と共に「安曇野ブランド」を生み出す可能性を探っていきます。
1)「地域ブランド」を語る(信大人文学部中島聞多教授)
2)安曇野市でのブランド研究(コミュニティと住民意識;信大人文学部渡辺勉助教授,人文学部村山研一教授)
3)イメージの中の安曇野(比較意識調査結果から);信大人文学部金田茂裕助手。
4)15:20〜;パネルディスカッション「安曇野ブランドの可能性」(パネラー;平林伊三郎安曇野市長、豊科;松澤雅子さん、穂高;臼井健二さん、三郷;曽根原孝和さん、堀金;斉藤岳雄さん、明科;平林千代さん、コーディネーター;信大人文学部笹本正治教授)
(問)安曇野市役所企画財政部まちづくり推進課 TEL 0263-71-2000
■06/17;「駅からハイキング」「栂池自然園水ばしょう祭りウォーキング」
06/17-06/25;栂池自然園の水ばしょう祭り。冬の眠りから覚めた栂池自然園に咲き誇る水芭蕉を楽しむ。栂池トレッキングチケット。
(ゴンドラ+ロープウェイ+自然園入園料;\2900,09:45-11:00;栂池ゴンドラ栂池高原駅受付,定員;200名,所要約4.5H)
※あさま501号;東京駅(6:24発)→長野駅(8:04着)。長野駅BT東口6番から特急バス(約90分;川中島バス;TEL 026-221-6100)→栂池高原BT
(問)駅からハイキング事務局 TEL 03-5447-0973(月-金;10:00-17:00)
■06/10;小谷村中谷の住民でつくる「中谷郷が元気になる会」が、都市の人との交流の場にしようと復元した「棚田」で初の「田植え」が行われた。小谷の山村留学の子供の家族や会の活動にかかわってきた俳優の永島敏行さんら、県内外の棚田オーナー19組と中京や関東からの体験ツアーの参加者ら200人余が集まった。棚田は18枚(40a)。その半分がオーナー用。残りは会が管理。2005年11月から2006年5月まで荒れていた稲田を整備した。会の小林守男会長は「都会と田舎の人の楽しい交流の場になって欲しい」と。永島さんは「皆の田んぼという感覚で田植えをしたい」と呼びかけたオーナーらは会員の指導でどろんこになりながら田植えをした。
■06/10〜;安曇野明科の「第22回あやめまつり」が「明科あやめ公園」と「竜門渕公園」で始まった。地続きの両園を彩る150種5万株のハナショウブは日照不足の影響で、開花時期が1週間ほど遅れている。来場者は膨らんだつぼみを眺めながら一帯の散策を楽しんだ。
■06/10-06/11;安曇野豊科の「安曇野スイス村」から安曇野、松本、諏訪などを巡り、あらかじめ設定された所要時間にどれだけ近いタイムで走れるかを競うクラッシックカーレース「グラン・プレミオ・アウトストリケ」が行われた。1950-1970年代の40台が集結。2006年で6回目。1分間隔でスタートし2日間で12ヶ所のチェックポイントを走る。チェックポイントごとに定められたタイムで走る。地元安曇野豊科のい男性は「結果はこだわらない。北アルプスの景色を楽しんでもらいたい。自分たちも地元のよさを再発見できるドライブにしたい」と。
■06/10;車山高原で夏の観光シーズン到来を告げる「車山高原夏山開山祭」が開かれた。観光関係者や登山者ら約70人が参加。山頂の神社で神事を行い、シーズン中の安全を祈願。この日は薄曇りで富士山や北アなどの眺めは望めなかったが、さわやかな風が吹き、まずまずの好天。徒歩やリフトでたどり着いた家族連れらが思い思いに一休みした。 主催した車山高原観光協会によると、初夏の高原を代表するレンゲツツジは開花がやや遅め。06/17頃から咲き始め6/末までは楽しめそう。会長は「風光明美な車山を後世に残すため、自然保護を優先した取り組みをしていかないといけない」と。
■06/10;前日(06/09)の雨で木の緑は鮮やかに輝いています。上高地は快晴のもと、小梨の花の咲く中、「第22回上高地音楽祭」が小梨平キャンプ場で行われました。ゲストのさとう宗幸さんの素晴らしい歌声、地元コーラスグループによる美しいハーモニーが上高地に響き渡りった。また同時開催の砂防フェスティバルでは普段体験することができない降雨体験装置の実演、土石流模型の実演など災害を擬似体験できるコーナーが数多く展示され、来場者の関心を集めていた。
■新緑の上高地。小梨の花です。
■上高地では初夏の花々が咲き始めてきました。上高地では小梨の花、ニリンソウ、エンレイソウ、サンカヨウ、エゾムラサキ、ツトマツソウ、マイズルソウ、クリンソウ、フッキソウ、ツバメオモト、ラショウモンカズラ、タチツボスミレ、カタバミなどが咲いています。クリンソウはサクラソウ科の多年草。
ツバメオモト(上高地にて)(2006.06/中)
サンカヨウ(上高地にて)(2006.06/中)
エゾムラサキ(上高地にて)(2006.06/中)
クリンソウ(上高地にて)(2006.06/中)
ツトマツソウ(上高地にて)(2006.06/中)
フッキソウ(上高地にて)(2006.06/中)
ラショウモンカズラ(上高地にて)(2006.06/中)
タチツボスミレ(上高地にて)(2006.06/中)
■「白馬岳」の稜線でも雪が解け夏道を歩けます。現在、ツクモグサが咲き始めです。大雪渓〜葱平中間までは雪あり。小雪渓は凍結。雪にステップあり。融雪で岩が緩んでいますので落石には要注意。06/17-06/25;「白馬山荘」で「ツクモグサ祭り」。期間中にはツクモグサの写真展、甘酒の振る舞い、ツクモグサの記念スタンプ、記念品プレゼントなどあり。
(問)白馬館 TEL 0261-72-2002
■「八方尾根」からは尾根ルートを登る。「八方池」では一部が雪解けし湖面の水が見えてきました。下ノ樺ではユキワリソウ、ウメハタザオ、ハルリンドウ、ショウジョウバカマなどが咲き始め。丸山ケルン辺りは凍結注意。五竜岳では底雪崩が発生。常念岳〜蝶ヶ岳では雪解けした稜線でミヤマキンバイが咲き始め。各地とも登山道では標高2000m以上はまだ雪道です。
■グリーンシーズン。スキーやスノーボードで水の中にジャンプ。ウォータージャンプ!
05/27-11/12;09/30-16:30;「白馬五竜」(とおみG)の「AirField ウォータージャンプ」
1)施設利用料;\2900/1セッション,\4900/1日券,\57000/シーズン券など
2)レンタル;\1500/ウェットスーツ,\500/ライフジャケット,\500/ヘルメット,\2200/3点セット,\4500/スキー,ボードセットなど
(問)白馬五竜ウオータージャンプ TEL 0261-75-2101
■06/17-10/20;9:30-15:30;「白馬さのさか」の「ウォータージャンプ」
06/17-06/18;白馬さのさかウォータージャンプのリニューアルオープン記念として施設利用は無料。レンタル有料。
1)施設利用料;\2800/1セッション,\4000/1日券,\36000/シーズン券など
2)レンタル;\1000/ウェットスーツ,\500/ライフジャケット,\500/ヘルメット,\1500/スキーセット,\2000/スノーボードセットなど
(問)白馬ウォータージャンプ運営委員会 TEL 0261-21-4488
■06/24:白馬八方温泉「H五龍館」にて「ナスカWONDER OF THE WORLDコンサート」
瀬木貴将さんと越田太郎丸さんによるコンサート。ボリビアの民族楽器で葦を組み合わせた世界最古の管楽器「サンポーニャ」とアンデスを代表する哀愁を帯びた音色の縦笛「ケーナ」の音色にサンポーニャの風を感じながら、和みと癒し。(\3500/前売大人,\2000/中学生以下,*当日は+\500)
(問)八方尾根観光協会 TEL 0261-72-3066
■06/09;大町市役所にて「第1回黒部峡谷・安曇野 大自然の旅「とっておきの写真グランプリ」」のフォトコンテスト授賞式が開かれた。2005年7月〜2006年2月末に応募された404作品の中から、大町市観光協会長賞に選ばれた大町平の会社役員遠藤鷹一さんの表彰式が行われた。遠藤さんの写真「そばの花咲く高原」は2005年9月に大町の「中山高原」のそば畑を撮影したもの。
※入賞作品は「黒部ダムオフィシャルサイト」に掲載中。
■06/18;「中綱湖ヘラブナ釣り大会」、07/09,08/13;「農具川ブラックバス釣り大会」(賞品多数,賞状/賞品あり)
■07/15-07/16;白馬スノーハープにて、「第9回スノーハープクロスカントリー大会」
07/15;13:30〜開会式、07/15;12:30-16:30;1日目;駅伝、07/16;7:00-12:00;2日目;個人種目。
クロスカントリー駅伝・年齢別(1/1.5/4/7/8km)。駅伝(1チーム;\8000/一般,\4000/中高生,\1500/小学生,個人種目;\3000/一般,\1500/中高生,\1000/小学生)
参加選手、ボランティアを募集中!。駅伝;オリジナルバスタオル、個人;オリジナルドライTシャツ贈呈。駅伝;最優秀チーム賞,個人;最優秀選手賞/遠来賞/最高齢賞。完走者全員に記録証。豚の丸焼きや手打ちそばのサービスあり。上村愛子選手も参加予定。(締切;06/12)
07/15;17:30〜;2002年福岡国際マラソン日本人2位の間野敏男さんの「個人種目攻略法講座」
07/16;10:30〜;元五輪競歩日本代表酒井浩文さんの「ランニング教室」
(問)白馬村役場スポーツ課(白馬スノーハープクロスカントリー大会事務局) TEL 0261-71-1160
■06/08;池田町会染の「安曇野東山包美術館」は館内でポルトガルギターとマンドリン、マンドリュートの演奏会で国際的に活躍する男性デュオ「マリオネット」の演奏会を開いた。町内外から約100人が訪れ、海外の民族楽器の音色に聞き入った。12弦の民族楽器ポルトガルギターを演奏する湯浅隆さん(大阪)とマンドリン、10弦のマンドリュードを演奏する吉田剛士さん(神戸)の2人でつくるマリオネットは2006年で結成16年目。数々のCMやTV、映画音楽を手掛け、7年前から松本や安曇野で演奏会を開いている。ポルトガル修行を積んだ湯浅さんと、西ドイツで学んだ吉田さんの息の合った演奏に、会場からはため息が漏れた。オリジナル曲の「ともだちや」「モラエス通りのブルース」」など10数曲が披露され、聴衆から「いい曲」「癒やされる」といった歓声が上がっていた。
■06/09;23:26頃、大糸線の穂高駅と有明駅の間で線路内にいた男性が松本発信濃大町行きの普通列車にはねら死亡。最終列車など2本が最大1.5H遅れた。現場は穂高駅から有明方面に約800m離れた場所。列車は3両編成下りの最終列車。事故当時約60人が乗っていたが乗客と乗員にケガはなし。大糸線は06/10;0:50頃に運転を再開したが事故の影響で上り/下り計2本が遅れた。
■06/10-06/11;松本大手の「ナワテ通り」ではカエルをテーマにした「かえるまつり」が開かれています。縄手のシンボルかえるにちなんだ催しで街を元気にしようと始まった。毎年、カエルグッズを求めて全国から大勢のファンが訪れるとあって、通りにはカエルにまつわる商品が並んでいます。「かえるまつり」は、地元や信大のボランティアらが5年前から続けているもので訪れている人たちも、カエルをモチーフにしたものを身に着けたりして買い物を楽しんでいます。松本ナワテ通りの「かえるまつり」は06/11;夕まで。紙芝居、スタンプラリー、信大の踊りサークルなど。。陶器、キーホルダーなどカエルグッズをっ売る「かえる市場」は賑わった。実行委員の山本桂子さんは「今年も工夫してカエルのナワテを全国に広げていきたい」と。子供達はカエルの仮装する「ケロウィン」もあった。
■松本市は市民らに参加を呼び掛けて、EM菌(有用微生物群)を使った「国宝松本城」の堀の水の浄化に取り組む。夏場の悪臭の原因になっている堀の底にたまった植物プランクトンの死骸や、コイのふんをEM菌で分解する。数10年に及ぶ作業となり、将来にわたって市民に「松本市のシンボル」をみんなで守っていこうという意識を持ってもらう狙いもある。第1弾は06/17「お堀の浄化作戦」と銘打った催しを開く。松本市は有用微生物群(EM菌)を使い、富栄養化で夏場の悪臭などが問題視されている国宝松本城のお堀の浄化作戦を始める。環境に優しく、水質浄化に役立つとされるEM菌は、自宅で培養することも可能で、松本城管理事務所は「市民の協力で浄化の輪を広げたい」と浄化作戦の拡大を期待。富栄養化の背景には、お堀のハクチョウやコイへの過度な餌付けがある。量が多すぎて食べ残しが底に沈殿し、油で揚げたせんべいなどを与える人もいて富栄養化が進み、植物プランクトンが大繁殖。富栄養化の指針の一つクロロフィル濃度は、2005年度、多いとされる1L中100を超える160。現在、井戸水を流入させ、水質浄化を図っているが、植物プランクトンの死骸が深い所で1m以上堆積しヘドロ化、夏場は悪臭を出し市民から苦情が出ている。餌付けは、適量なら市民の憩いにもなり、全面禁止は難しい。ほかの浄化策を考えていたところ、2005年11月、EM菌を地域に生かす活動を続けている市民団体「安曇野EM環境浄化の会」がEM菌を無償提供し、定期的に投入する浄化策を持ち込んだ。事務所の宮島吉秀所長がEM菌を自宅の洗面所などで20年来使い、効果に着目していたこともあり、導入を検討、松本城保存に取り組む市民団体の了解も得て作戦実行が決まった。当日は、会がEM菌活性液をしみこませた子供のこぶし大の土のだんご約1500個を用意、天守の床磨きをする小学生らと共に、太鼓門、北門、埋橋付近の3か所に投げ入れる。今後、月1回、定期的に投入し、EM菌の効果を見守るという。会の赤羽英男会長は「お堀は子供のころは臭くなかった。使い方は簡単なので、多くの人に知って欲しい」と話す。今後は、EM菌の原液を配布して自宅で活性液を培養してもらう「市民参加型」の手法も検討する。宮島所長は「今回はきっかけ作り。ずっとやろうという気持ちで臨み、そうした方法を含め、古里のお城を自分たちで守っていく意識を高めたい」と、市民との協働作業に意欲を見せている。 EM菌;effective micro organisms。乳酸菌、光合成細菌、酵母など「善玉菌」と言われる約80種類の微生物からなる。科学的には効果は十分立証されていないが、環境浄化に役立つとされている。鎌倉や逗子の海水浴場で排水処理に使い大腸菌が激減。また大阪の淀川や道頓堀川の浄化にも使っている。
■松本を流れる女鳥羽川の流域に住む人らが「女鳥羽川のホタルの里を守る会」を結成した。
ゲンジボタルの生育環境を守る活動を始める。2006年度はホタルの出現状況や周辺環境を夏から秋にかけて観察、今後の環境管理のあり方を年度末までにまとめる予定。活動範囲は毎年6/下〜7/下にホタルが飛び交うという上流の洞橋〜長寿橋の約1km区間。06/19-07/16;20:00頃に観察し参加者に書いてもらった記録表を、守る会が「ホタルの里の通信簿」として集約。地元児童らにも参加を呼び掛けている。これまでも地元の農事組合「桜柿羊の里」が洞橋付近で観察会を続けるなどホタルと親しんできた。今回は将来に向けて体系的に生育環境を整えようと、市民団体「女鳥羽川の自然を考える」や「浅間温泉ホタルの里づくりの会」、信州大生らに呼び掛け、4月に守る会を組織。守る会の乾巽代表は「ホタルが上流で減ったという郷愁の声もあれば、下流では増えているとの見方もある。現状を確かめ、点でなく面的に自然発生する環境を守り育てたい」と。
■新緑の上高地
毎年この時期が訪れていますが上高地は一番美しい季節です。田代池は梓川右岸の上湯沢から押し出した土砂で流れがせき止められた池です。昔は広い水面が広がっていましたが、1975年の大雨で土砂が流され、水面は小さくなってしまいました。しかし周囲はカメラマンばっかり。普通のデジカメでは寂しい限り。
上高地・田代池にて(2006.06/上)
■「河童橋」を渡って梓川左岸沿いの岳沢登山道側の湿地はきれいです。木道が整備され、新緑の林の中もすがすがしい。井上靖の「氷壁」の舞台として有名な「徳沢」はかって明治初期に上高地牧場と呼ばれ、牛や馬が放牧されたところ。開放感が広がる牧歌的な詩情豊かな風景の中に荒々しい前穂岳東壁が眺められます。柔らかい若葉をつけたハルニレの巨木が生い茂り、ニリンソウの群生が絵になります。
上高地・徳沢・ハレニレの巨木にて(2006.06/上)