朝日新聞デジタル 9月28日(土)5時24分配信
「あまちゃん」は「坊っちゃん」のような名作だ――。28日に最終回を迎えるNHK朝の連続テレビ小説「あまちゃん」について、岩手県の達増拓也知事は27日の会見で最大級の賛辞を送り、あふれる「あまちゃん愛」を披露した。
「あまちゃん」は久慈市を舞台に、東日本大震災やその後の復興を描いた。達増知事は「県が震災からの復興加速年と位置づけた今年4月に放送が始まり、県政を応援してくれたような気がする」と振り返った。「震災とその後の復興についてきちんと向き合い丁寧に描いてくれた初めてのドラマではないか。被災地以外の人にも3・11を原点に戻って考えさせてくれた。夏目漱石の『坊ちゃん』のような名作として後世に残り続けると思う」と絶賛した。
県は放送終了後も「あまちゃん」にあやかった地域振興策を計画している。達増知事は「『あまちゃん』を通してできたつながりを発展させて、復興推進や地域振興に役立てていきたい」と述べた。
朝日新聞社
最終更新:9月28日(土)11時28分
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