水難事故:遠泳中におぼれ、62歳男性が死亡−−若狭の沖合 /福井
毎日新聞 2013年09月02日 地方版
1日午前10時25分ごろ、若狭町世久見の沖合で男性が浮いているのを、ライフセーバーが見つけた。男性は海岸に引き上げられ、病院に運ばれたが死亡が確認された。
敦賀署によると、死亡したのは大阪府枚方市御殿山町、歯科技工士、木村啓一さん(62)。木村さんは、同日開かれた遠泳大会の「若狭路オープンウォータースイミング」に参加。世久見海水浴場から沖合北西1・3キロの烏辺島に向けて泳ぐ途中、ゴール手前約10〜20メートル付近でおぼれたらしい。
同大会には約100人が参加。事故当時、波の高さは0・5メートルで、風もほとんどなかったという。【佐藤慶】