【誇れる国、日本】東京五輪を妨害する反日メディア 放射性物質は飲料水基準の500分の1
9.15
★(6)
私は国際オリンピック委員会(IOC)総会を、東京五輪の開催に自信を持ちながらテレビで見ていた。日本の最終プレゼンは実に感動的で、安倍晋三首相を筆頭に、関係者が一丸となって勝ち取ったといえる。
五輪招致活動の終盤から、東京電力福島第1原発の汚染水問題の報道が突如始まった。私は「日本の敵である『反日メディア』の本性が明らかになった」と確信した。
汚染水問題は、燃料プールの冷却水が枯渇するのを食い止めるため、自衛隊ヘリや放水車による注水時から続いていた。反日メディアはそれを、東京五輪の開催が確実視されはじめてから、大々的に報じ始めた。
いくつかの新聞やテレビは連日トップニュースで報じていたが、最も重要な「それが身体にどのくらい影響があるのか」といった数値的な科学的根拠は伝えず、不安感をあおり立てていた。
日本が五輪開催で復活してくることを恐れた中国や韓国の一部勢力が、これに連携してきた。韓国に至っては、汚染水問題を受けて、福島県など日本の計8県の水産物を全面輸入禁止にした。海のない栃木、群馬両県も含める支離滅裂ぶりだ。
卑劣な妨害工作に対し、安倍首相は泰然としていた。最終プレゼンの英語スピーチと質疑応答で、「近海でのモニタリングでは、数値は最大でもWHO(世界保健機関)の飲料水の水質ガイドラインの500分の1」「健康問題は現在も将来も問題ない」と堂々と語り、汚染水問題への懸念を払拭した。
日本人はそろそろ、目を覚ますべきだ。私は「日本人の敵は日本人」と言い続けている。歴史を捏造して、日本を貶めようとする反日メディアの本性を理解すべきだ。この背後には、日本の再興を阻もうとする米国の戦後占領政策と、これまでの恩義を忘れ、そこに付け込んで日本をねじ伏せようとする中韓両国の思惑がある。
東京五輪開催を機に、日本を再生させ、夢のある「国家7年プロジェクト」を早く始動させてほしい。前号でも提案したが、羽田空港と東京駅、成田空港を5分〜10分でつなぐリニア高速鉄道を地下40メートルより深い大深度地下に建設し、一体運行させて、東アジアでトップのハブ空港とする。首都高環状線や縦断道路も大深度地下に建設すればいい。羽田空港の近くに経済特区、成田空港の近くにカジノ特区をつくるのも一案だ。
都心の高架橋を撤去して、川にせせらぎを取り戻し、緑あふれる「自然と共生する未来都市・東京」を目指してはどうか。日本ほど安心・安全で、清潔な国はない。日本食は、器の素晴らしさから盛り付けまで心を配った、一種の芸術といえる。そして、日本のおもてなしの心は、世界の人々を魅了する。日本民族の悠久の歴史に誇りを取り戻すことにもなる。
かつて「ルック・イースト」と言われたように、東京を「ルック・トウキョウ」と言われる都市にしようではないか。世界中から訪れた観光客に、日本の伝統や文化、最先端の科学技術を見てもらい、日本人の真心に触れてもらえば、言われなき批判や誤解はすぐに解けるはずだ。
■元谷外志雄(もとや・としお) 石川県小松市生まれ。信用金庫勤務後、27歳で注文住宅会社を創業し、その後、ホテルやマンション、都市開発事業などを手がけるアパグループを一代で築き上げる。同グループ代表。国内外の多くの要人と交友関係があり、政治や経済、軍事に関する知識も豊富で、社会時評エッセーも執筆する。著書に「誇れる祖国『日本』」(幻冬舎)、「報道されない近現代史」(産経新聞出版)など。
私は国際オリンピック委員会(IOC)総会を、東京五輪の開催に自信を持ちながらテレビで見ていた。日本の最終プレゼンは実に感動的で、安倍晋三首相を筆頭に、関係者が一丸となって勝ち取ったといえる。
五輪招致活動の終盤から、東京電力福島第1原発の汚染水問題の報道が突如始まった。私は「日本の敵である『反日メディア』の本性が明らかになった」と確信した。
汚染水問題は、燃料プールの冷却水が枯渇するのを食い止めるため、自衛隊ヘリや放水車による注水時から続いていた。反日メディアはそれを、東京五輪の開催が確実視されはじめてから、大々的に報じ始めた。
いくつかの新聞やテレビは連日トップニュースで報じていたが、最も重要な「それが身体にどのくらい影響があるのか」といった数値的な科学的根拠は伝えず、不安感をあおり立てていた。
日本が五輪開催で復活してくることを恐れた中国や韓国の一部勢力が、これに連携してきた。韓国に至っては、汚染水問題を受けて、福島県など日本の計8県の水産物を全面輸入禁止にした。海のない栃木、群馬両県も含める支離滅裂ぶりだ。
卑劣な妨害工作に対し、安倍首相は泰然としていた。最終プレゼンの英語スピーチと質疑応答で、「近海でのモニタリングでは、数値は最大でもWHO(世界保健機関)の飲料水の水質ガイドラインの500分の1」「健康問題は現在も将来も問題ない」と堂々と語り、汚染水問題への懸念を払拭した。
日本人はそろそろ、目を覚ますべきだ。私は「日本人の敵は日本人」と言い続けている。歴史を捏造して、日本を貶めようとする反日メディアの本性を理解すべきだ。この背後には、日本の再興を阻もうとする米国の戦後占領政策と、これまでの恩義を忘れ、そこに付け込んで日本をねじ伏せようとする中韓両国の思惑がある。
東京五輪開催を機に、日本を再生させ、夢のある「国家7年プロジェクト」を早く始動させてほしい。前号でも提案したが、羽田空港と東京駅、成田空港を5分〜10分でつなぐリニア高速鉄道を地下40メートルより深い大深度地下に建設し、一体運行させて、東アジアでトップのハブ空港とする。首都高環状線や縦断道路も大深度地下に建設すればいい。羽田空港の近くに経済特区、成田空港の近くにカジノ特区をつくるのも一案だ。
都心の高架橋を撤去して、川にせせらぎを取り戻し、緑あふれる「自然と共生する未来都市・東京」を目指してはどうか。日本ほど安心・安全で、清潔な国はない。日本食は、器の素晴らしさから盛り付けまで心を配った、一種の芸術といえる。そして、日本のおもてなしの心は、世界の人々を魅了する。日本民族の悠久の歴史に誇りを取り戻すことにもなる。
かつて「ルック・イースト」と言われたように、東京を「ルック・トウキョウ」と言われる都市にしようではないか。世界中から訪れた観光客に、日本の伝統や文化、最先端の科学技術を見てもらい、日本人の真心に触れてもらえば、言われなき批判や誤解はすぐに解けるはずだ。
■元谷外志雄(もとや・としお) 石川県小松市生まれ。信用金庫勤務後、27歳で注文住宅会社を創業し、その後、ホテルやマンション、都市開発事業などを手がけるアパグループを一代で築き上げる。同グループ代表。国内外の多くの要人と交友関係があり、政治や経済、軍事に関する知識も豊富で、社会時評エッセーも執筆する。著書に「誇れる祖国『日本』」(幻冬舎)、「報道されない近現代史」(産経新聞出版)など。
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