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<<   作成日時 : 2013/05/01 20:52   >>

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突然、妻のMacBook Proがお亡くなりになりました。

起動シークエンスに入ってからループする、という現象。

私、実は全くMacに疎いので、申し訳ないなぁ、と思いつつも、妻がAppleのサポートとやり取りする様子を眺めていました。

とはいえ、おそらくHDDだな、とはめぼしをつけていましたが・・・。


案の定、Appleのサポートといろいろとやり取りを行った結果、HDD故障という結論に。

ただ、ここで、Appleから言われたのが、バックアップ。

当然日常使っているMacなので、データなどが保存されていたわけですが、良くある話でバックアップを取っていなかったのです。


当然のごとくバックアップが無い状況でHDD交換(おそらく)すると、復旧できなくなるわけですから、Appleとしては親切心でしょうか、データ復旧サービスの利用を提案してきたのです。

このとき紹介されたのが、ピーシーキッド

Appleが、他社を紹介する、というのは珍しいな、と思っていたら、認定パートナー(?)なんだそうです。

そこで、妻が早速そこへ問い合わせたのですが、折悪しく週末。

週末は営業外なんだそうで・・・。


困り果てて、Web検索を駆使した結果、日本データテクノロジーという企業のHPに目が留まったようです。

私も相談に乗っていたので、いろいろと調べたのですが、評判の悪いこと、悪いこと・・・。


私が最も引っかかったのは、この提灯記事

2009年当時、銀座、その後、新宿、そして最近また銀座へ戻ってきたらしい。


しかし、何より大事なのはデータだ、ということで、問い合わせの電話をします。

持ち込みOK、指定した時間に来るように、とアポの約束をきっちりとられます。

そして、15分で無料の簡易診断ができ、見積りも出せる、とのこと。


妻:「それで、お値段は・・・」

デ:「2, 3万円程度で可能な場合もありますが、ひどい場合は30万円程度かかりますぅ〜」


銀座まで出かけます。

新しく開業した、歌舞伎座の入っている建物で、オフィスフロアは入居しているテナントも少なく、幽霊ビルの様相。


そして、オフィスはといえば、良く分からない造り。

なんだかグループ企業に、チョコレート菓子を製造販売している企業があるようで、受付が同じ。

受付には先約もいましたね。気の弱そうなオジサンでした。


きっちり約束の時間に訪問したにもかかわらず、まず5分程度またされます。

大仰なお姉さんの案内で、奇妙なデザインの部屋へ通されます。

完全防音らしいのですが、廊下を歩く人の足音が聞こえたりするので、はったりでしょう。


この部屋でさらに10分以上待たされて、初めて担当なるお兄さんが出てきます。

この人、第一印象から極めて悪い。

言葉遣いは丁寧を装っているのですが、上から目線で、態度が横柄。


一通り書類を書かされると、ここから先はほぼ、提灯記事どおり。

オフィス見学です。


詳細省きますが、実は、作業スペースよりも、執務スペース(事務室&コールセンター(というにはショボいが・・・))の方が大きい。

しかも、その境目がない。

もっと隔離しろよな、と苦笑が浮かびます。


ざっと説明を聞いているのですが、その時点ですでにMacは作業員の手に渡り、簡易診断に。

当然のことながら、見学が終わり、最初に通された部屋に戻ってしばらくすると簡易診断が完了しているものだと考えるところ。


なんのなんの。


ここからおおよそ1時間待たされるのです。

その間、一度、通された部屋に、いけ好かないお兄さんがやってきて、「結構損傷が激しそうです・・・」とかなんとか言い訳しながら、「もう少々お待ちください」、などと言って引っ込んで行ったぐらい。


ようやく、またされて、言われた言葉が、

「HDDの論理障害ですね。データ復旧できると思います!」

「急ぎなら、お値段15万円、少し時間がかかってよいのなら、9万円です!」

「成功報酬です!復旧できなればお金はいただきません!!!」


なるほど〜。復旧できそう。

多分、自信があるな、と見た。


しかし、妻が納得しない。

要は、急ぎとそうでない場合とで値段が変わる理由が知りたいらしい。

ここは感覚の問題ですが、重要なのは【データ復旧】であり、【それにかかる時間】ではない、という考え方。

なぜ、急ぎだとそんなに金がかかるのか!?という不信感。

まあ、分からなくはありません。


ただ、金額はいずれにせよ、妻の想定予算を超えていたようで、今回は見送ることに。


この会社、ひどいのはここからでしたね。

まず、金額について。

電話で問い合わせた際に、2, 3万円くらいから、と聞いていたので、まずそこに妻が噛み付くと、

「いや、お電話ではもっとかかるとお伝えしていたはずです!」

と、いけしゃあしゃあ。


そして、今回はお願いしない、と無料診断のお礼を丁重に伝えて、お断りしたところ、態度が急変。

まるで時間の無駄、と言わんばかりに、これまではドアをきちんと前向きに閉めていたところを、後ろ手で閉めて出て行く始末。


はいはい、ここから待たされること、なんと、1時間。

Macを受け取るまでに待たされた時間が1時間。

そして、痺れを切らした妻がクレームを入れたところ、なんと、対応したのは別の人。

この人、とても腰が低くて、「お待たせして申し訳ありません」、を連呼します。


いや、いいんですけど、謝るべきはあのお兄さんでは!?

おそらく、お兄さんは営業さん。

なので、金にならないと、対応しても意味が無い、とすたこらさっさと引き上げたらしい。


妻は憤懣やるかたない様子で、週末の午後の貴重な時間を失ったことに、がっかりしていました。



さて、後日。

今度は、Appleご推奨の、ピーシーキッドへMacを送ることにしたそうです。

きちんと、ヤマト運輸のパソコン専用梱包で、送ったそうで。

しかし、やはり、13万円ぐらいかかる、と言われて、断念。

こんな書類と一緒に送られてきました。

画像


ふ〜ん、なるほど。


あれ?あれあれ??

確か、日本データテクノロジーでは、『論理障害』と言われていたはずだが。

『軽度な物理障害』もある、と書いてありますけど?


どこで、『軽度な物理障害』を起こしたんでしょうねぇ・・・???

意図的、もしくは過失によるものだとすると、疑わしきは・・・となるところですが、日本データテクノロジーが物理障害を見落とした、という可能性も無きにしも非ずですね。


ちなみに、ピーシーキッドの対応にも妻はお冠でした。

送っても、到着した、という連絡も無ければ、いついつ完了する、といった作業進捗報告なども無かったそうです。

さもありなん・・・。そんなものでしょ。


言ってみれば、データ復旧サービスなんていうのはある意味、ボロい商売。

大切なデータ=Priceless、なぁ〜んて思わせてしまえば、言い値で勝負が出来ます。

別にサービスの良し悪しなんて関係ないですよ、実際。

データが戻ってくればいいし、それが、どの程度の価値なのかは人それぞれ。


いい勉強になりましたね。

この後、このMacの復旧(データは無理だと思いますが・・・)は、私自身のお勉強もかねて、妻の許可を得て、私が行うことになりました。

新しいオモチャ、楽しみです♪



ちなみに、プライバシーの保護云々、という視点でいうと、私が過去聞いた中ですごいな、と思ったのは、アデランス。

いわゆるカツラ業界ですね。


その話を聞くまでは、カツラの製造・販売がメインの仕事だと思っていたのですが、実態はサービス業。

サービス業っていっても、平たく言えば、理髪店なんですよね。


カツラって当然伸びないんですが、地毛は伸びますよね。

このバランスを取る必要があるんですが、当然、普通の理髪店で、カツラ取って、チョキチョキ・・・とはならないわけで。

そう、カツラだ、ということを知られたくない方々が大半なんですよね。


従って、アデランスは実はこっそり理髪店を展開しています。

厳密なスケジュール管理と、待合から独立させている施設設備。

なんと、スケジュール管理においては、入り口出口ですら顧客同士が顔を合わせないよう、時間的余裕を取ってあるそうです。

当然のことながら、看板に『アデランス』なんて書いていないそうです。

顧客カルテの管理は極めて厳重。従業員教育も半端ないんだそうです。


それくらいやってくれる業界なら、信用してもいいんですけどね・・・。

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MacBook Pro、その後の対応、その壱
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