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東京エレクトロン 世界最大手と経営統合へ
9月24日 20時15分

東京エレクトロン 世界最大手と経営統合へ
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半導体の製造装置メーカーで世界3位の「東京エレクトロン」は、国際的な競争力を一段と強化するため、世界シェアトップでアメリカの「アプライドマテリアルズ」と経営統合することで合意したと発表しました。

発表によりますと、半導体製造装置メーカーの「東京エレクトロン」は、世界シェアトップでアメリカの「アプライドマテリアルズ」と早ければ来年後半にも経営統合することで合意しました。
半導体製造装置の世界での出荷額シェアは、アプライドマテリアルズが首位、東京エレクトロンは3位で、今回の統合によって世界市場の25%余りを占める企業が誕生することになります。
統合は両社が持ち株会社を設立する形で行われ、東京エレクトロンから持ち株会社の会長を、アプライドマテリアルズからはCEO=最高経営責任者を出す予定です。
この業界を巡っては、スマートフォンなど通信向け半導体市場の一段の拡大が見込まれる一方、市場の変化が早く、技術革新に伴う半導体の製造装置の開発には、ばく大なコストがかかるとされています。
このため、両社は経営統合によって互いの技術を組み合わせるとともに、投資コストの負担を減らして国際競争力を一段と高めるねらいがあるものとみられます。

「規模の面で相乗効果ある」

東京エレクトロンとアプライドマテリアルズは24日夜、都内で記者会見し、この中で、東京エレクトロンの東哲郎会長兼社長は「半導体の分野は世界を支える産業だが、開発費などは膨大な費用がかかるため、コスト競争力や技術面でリードする会社を日米で作るのがベストだ。いろんな形で相当、規模の面での相乗効果があると考えている」と述べました。

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