【モーターランド・アラゴン(スペイン)遠藤智】ロードレース世界選手権(WGP)第14戦(モトGP以外は第13戦)アラゴンGPは27日、当地で開幕、各クラスとも2回のフリー走行を行い、モト3クラスの女性ライダーA・カラスコ(KTM)とM・エレーナ(同)は初日フリー総合19、26番手といまいちだったが、前日はそろって記者会見が行われるなど人気上々。スペイン選手権で2勝と活躍中の17歳のエレーナは「私に負けたライダーはすごく悔しそうな顔をする。やっぱり女に負けるのは嫌みたい」と得意げ。
レギュラーの16歳カラスコも「男子には意識されているみたい。でも私は同じライダーだと思っている。体力面では劣る面もあるけど別に不利だとも思わない」と闘志満々。予選での巻き返しを誓っていた。