2013.9.28 05:04(4/4ページ)

阪神、西武・涌井を徹底調査!先発の駒不足解消へ

6月に国内FA権を取得した涌井。来季のV奪回を期す阪神が、熱い視線を送る

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★阪神の新助っ人戦略

 投手部門では藤川(現カブス)の穴を埋められなかった今季を踏まえ、新ストッパーも探している。韓国・三星の最速157キロ右腕、呉昇桓(オ・スンファン)投手(31)が筆頭候補だが、日本の複数球団も興味を示しており、争奪戦の様相だ。打者部門では4番候補。オリックス・李大浩内野手(31)の調査継続だけではなく、実績のあるメジャー選手の獲得調査を急いでいる。中村GMは候補選手視察のため、現在、今年2度目の渡米中だ。

涌井 秀章(わくい・ひであき)

 投手。1986(昭和61)年6月21日、千葉県生まれの27歳。横浜高から2005年D1巡目で西武に入団。1年目から1軍に定着し、同年6月15日のヤクルト戦(神宮)でプロ初勝利。その後は、07年に最多勝、09年には16勝を挙げ最多勝、沢村賞を受賞するなど活躍。また08年北京五輪代表に選出され、09年WBC日本代表として連覇に貢献。今年のWBC日本代表にも選出された。今季は37試合に登板し、5勝7敗1S、防御率4・29。通算成績は264試合に登板、85勝73敗31S、防御率3・38。1メートル85、85キロ。右投げ右打ち。背番号「18」

(紙面から)