以前、タイ航空のファーストクラスに乗った際の往路レポートと復路レポートを記事としてお伝えした( http://goo.gl/KYEdO )。今回は、デルタ航空のビジネスクラスに乗ったのでレポートをしたいと思う。今回の空路は成田空港からアメリカ合衆国のデトロイトまで。
飛行時間は12~13時間程度で、正直いって、エコノミークラスで乗り続けるには長すぎる飛行時間といえる。とはいえ、ビジネスクラスに乗るには数十万円を必要とするので、なかなか乗る機会がないのも事実。今回のデルタ航空のビジネスクラス搭乗は、貴重な体験としてありがたく思いつつ乗ってみることにした。
・ファーストクラスレベルのもてなし
今回乗った飛行機にはファーストクラス席がなく、最上級の席がビジネスクラスとなっている。記者はタイ航空のファーストクラスにも乗ったことがあるが、デルタ航空のビジネスクラスはファーストクラスにも負けないほどくつろげる環境になっていた。アメニティーグッズやヘッドフォンなどは豪華なものが用意されているし、長時間座り続けていても疲れないフカフカの座席になっている。正直、家よりも快適であり、これで疲れるはずがない。
・食事がとくにかく美味しい
まずは白ワインとオツマミをいただき、前菜として油揚げの春巻きと蒸しサーモンをクリームソースで堪能する。一緒に出されたクリームスープを飲みながら蒸しサーモンを食べると、濃厚なクリーム系の風味を楽しむことができる。
そのあとメスクランサラダ(クルミと大根とスイートピーマン入り)が出され、濃厚料理から一転し、サッパリとした料理を味わえた。クルミの香ばしさがたまらない。そしてメインディッシュの金目鯛の蒸し焼きをタラゴンソース風味で食す。これがまた爽やかな風味で、金目鯛独特の風味をタラゴンソースの塩分が引き立てているのがわかる。食後のデザートはチョコレートタルトで、口の中の塩分を一気にスイートな雰囲気に一掃してくれる。
二回目の食事では焼きそばが出てきたのだが、これがまた絶品! ほど良いかたさに揚げられた麺と、豚肉スライスと野菜の炒め物が絶妙にマッチ。まるで高級中華料理店の五目焼きそばのような、上品な味を堪能することができた。
・ほぼ水平に寝られるのでベッドで寝ているみたい
デルタ航空のビジネスクラスに乗って驚いたのが、ファーストクラス並みに水平なって寝られる点だ。タイ航空のファーストクラスも素晴らしかったが、デルタ航空のビジネスクラスも「ぐっすりと快眠できる」という点においては負けてはいなかった。
足をグーンと伸ばしてダラけて座ることも可能だし、まるで自宅のベッドのように「ほぼ水平」になって寝ることも可能。お腹がすいたら食事以外にもビジネスクラス向けの軽食が出るし(エコノミー向けのものが出ることもあるらしい)、とにかく快適。
また、空港によっては優先してチェックイン・チェックアウトができるので、そういう点も嬉しい。これならば、いくら高額だったとしても乗る価値があるし、今までにない快適な空の旅が堪能できる。皆さんにもオススメしたいほど、素晴らしい空の旅となった。
写真: RocketNews24.
Correspondent: Kuzo
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