修道・鈴峯学園:合併協定を締結 連携し教育の質向上 /広島
毎日新聞 2013年09月27日 地方版
修道学園(安佐南区)と鈴峯学園(西区)は26日、2015年4月の合併を目的とした法人合併協定を締結した。鈴峯女子中・高は合併後、名称を広島修道大付属鈴峯女子中・高に変更。修道大は16年4月をめどに4年制の学部・学科を新設。鈴峯女子短大は廃止する方向で協議を進める。短大廃止時期は未定。
合併により鈴峯学園は解散する予定だが、同学園の教職員約100人は修道学園で継続して雇用する。昨年5月現在、鈴峯女子中・高は定員計1200人に対し在籍数計850人、同短大は定員580人に対し在籍数444人と定員割れの状態。合併により中高を広島修道大付属とすることで、中高大学の縦の連携を図り、教育の質の向上を目指す。
今後は具体的な連携策などを詰め、来年3月の合併契約締結と文部科学省への合併認可申請書提出を目指す。【加藤小夜】