西郷村民よ、怒れ！
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西郷村民よ、怒れ！
（平成２５年９月２８日の福島民報朝刊より）
除染状況重点調査地域市町村の除染実施状況（８月末現在）
西郷村の近隣市町村との比較から住宅除染について
≪ 除染実施率の良い順 ≫
第１位 棚倉町 ３４．５％
第２位 矢吹町 ３０. ０％
第３位 泉崎村 ２４．２％
第４位 白河市 ２１．２％
第５位 中島村 ０..２７％
第６位 西郷村 ０．０９６％
ワースト １ だ。
≪ 除染計画戸数と実施戸数 ≫
第１位 棚倉町 ５５戸 に対し １９戸実施
第２位 矢吹町 ３５０戸 に対し １０５戸実施
第３位 泉崎村 １８１７戸 に対し ４４１戸実施
第４位 白河市 ２４３２戸 に対し ５１６戸実施
第５位 中島村 １４７４戸 に対し ４戸実施
第６位 西郷村 ４１６０戸 に対し ４戸のみ実施
実施した戸数もワースト １だ！
西郷村の放射線量は、上記の市町村と比較して圧倒的に線量が高いにも関わらず実施した戸数が最低の４戸にとどまっている。
この差はどうしてできたのだろうか？
除染計画戸数が一番多いにも関わらず、たったの４戸数のみとは異常な気がする。
これも各市町村の首長の手腕と放射能に対する温度差かもしれない。
西郷村の場合、原発事故があった３月１２日〜１６日頃の毎時８〜１２μ㏜の空間線量を記録していたと言われている時でも、子供たちを平気で野球の練習やテニスの練習などの屋外活動を停止させず、野放し状態にしていた。
２３年５月の村内の小学校の運動会でも、半ズボンで放射能の降り積もった校庭で運動会を強要し実施させた。
今年度、福島県民健康調査で西郷村から１名の甲状腺がん患者が出てしまった。
もし、あの時に適切な注意を喚起ししていれば・・・。防げたかも・・と思う。
今回の９月定例会で、地方自治法第１００条に基づく 「除染に関する調査特別委員会」が設置された。
これは、住宅除染をしない中で、除染計画やマニュアルに基づかないと思われる「ゴルフ場の大型除染」を優先実施したことなどへの調査を目的にしている。
西郷村の除染計画は崩壊するかもしれない。
いくら議会が子どもたちを守る条例を制定したり、議会で私たちが叫んでも、私たち議員の声を、一切無視する佐藤正博村長。
議会が可決した、通称、村民の放射能損害賠償審査条例、甲状腺検査を身近に行えるように制定した、子ども診療所等誘致条例、家庭や通学路のホットスポットを除染する条例などは、村長室のごみ箱に捨てられているような状態だ。
議会という、村民の声は完全に無視されていると思う。
子どもたちの健康を放置し、
住宅よりゴルフ場の除染を優先する
西郷村政に
西郷村民よ、怒れ！
と言いたい。
ある村民の声・・
なんで２年半も過ぎているのに、住宅除染がたった４戸とは情けない。
きちんと村民に説明して下さい。
議会中継を見ました。
議長不信任なんかしている暇があったら、何で除染のことをもっと、もっと大きな声を出してやってくれないのか！何とかしてくれ！
キョロロン村にしても、西郷村の監査員にしても法律を無視したような行政にガッカリです。なんで西郷観光の業務契約違反が問題にならないのかわからない。ちゃんと説明する責任が村長にはあるはずだ。
与党議員はこれでいいとおもっているのですか？。
など、多くのご意見が寄せられています。
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