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【プロ野球】

楽天 二日酔いで完敗 若手起用もミス連発

2013年9月28日 紙面から

6回裏無死、中堅手榎本が清田の中飛を落球し三塁に進塁される=QVCマリン

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◇ロッテ6−0楽天

 ロッテが快勝し、3連敗を免れた。4回1死一、三塁で鈴木の右ゴロの間に先制。6回はサブローの2ラン、金沢の犠飛などで4点を奪った。松永は制球が良く、6イニング無失点で4勝目。楽天は拙守が相次ぎ、打線もつながらなかった。

     ◇

 いいところなしといえる敗戦。楽天・星野監督の顔はこわばっていた。打っては散発5安打で得点0。守っても2失策。試合後の闘将からは嘆き節ばかりが飛び出した。

 「考えられない。外野フライを2つ落とすなんて」と星野監督。4回1死一、三塁で右翼の岡島が鈴木の飛球をポロリ。一走のサブローが二塁で封殺されたため右ゴロとなったが、三塁走者の生還を許した。6回は中堅・榎本の落球に加え、銀次も本塁悪送球。指揮官は「ビールが目に染みたんだろ」とジョークを飛ばすのが精いっぱいだった。

 若手主体のオーダーを組んだ一戦。CSを見据える星野監督は「こういう時には若いのが活躍する」とアピール合戦を期待した。しかし、ふたを開ければ、収穫少なき敗戦。優勝翌日でもあり、怒りは隠した闘将だが、チームにくぎを刺すことは忘れなかった。

 「次からは許さん!!」。美酒に酔うのはここまで。29日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)からは再び、王者らしい野球を見せる。 (川越亮太)

 

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