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首相 ウォール街で投資呼びかけ
9月26日 6時41分

首相 ウォール街で投資呼びかけ

アメリカを訪れている安倍総理大臣は日本時間の26日朝、世界有数の金融街、ウォール街にあるニューヨーク証券取引所で演説し、企業が活動しやすい環境を整えるため、大胆な規制緩和や投資減税を行う考えを強調し、日本への積極的な投資を呼びかけました。

この中で安倍総理大臣はみずからが掲げる経済政策、アベノミクスに関連して「日本が本来持つポテンシャルを思う存分発揮しさえすれば、日本は復活できる」と述べたうえで、走行試験が行われている中央リニア新幹線に触れ、「ニューヨークとワシントンDCは1時間以内で結ばれる。まさに『夢の技術だ』」と述べ、聴衆の関心を誘いました。
また、安倍総理大臣は「世界の自動車向けリチウムイオン電池の7割は日本製だ。世界中の白熱電球を日本のLED電球に置き換えれば、原発200基分以上の省エネルギーになる」とアピールしました。
そして安倍総理大臣は「規制改革こそがすべての突破口になる。『実行なくして成長なし』。アクションこそが私の成長戦略だ。帰国したら直ちに投資を喚起するため大胆な減税を断行する」と述べ、企業が活動しやすい環境を整えるため、大胆な規制緩和や投資減税を行う考えを強調し、ウォール街を舞台にしたアメリカ映画のセリフをもじって「BuymyAbenomics」と訴え、日本への積極的な投資を呼びかけました。
一方、安倍総理大臣は東京電力福島第一原子力発電所の事故に関連して「日本が原発の安全技術を放棄することはない。福島の事故を乗り越えて世界最高水準の安全性で世界に貢献していく責務がある」と述べました。

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