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伊豆大島沖で貨物船転覆、6人不明 外国船と衝突

(9/27 14:20)
転覆した貨物船の周囲を捜索する海保の巡視艇=27日午前7時半ごろ、伊豆大島西、約11キロの海上(本社ヘリ「ジェリコ1号」から)

 27日午前1時20分ごろ、伊豆大島の西約11キロの海上で、名古屋市の会社が所有する貨物船(498トン)が、シエラレオネ船籍の貨物船(2962トン)と衝突、転覆した。船長(62)=三重県尾鷲市=ら乗組員6人が安否不明で、下田海上保安部などが巡視船や航空機を派遣し、捜索している。シエラレオネ船籍の貨物船には中国人とミャンマー人計13人が乗り組んでいたが、けが人などはないという。
 同海保によると、転覆した貨物船は名古屋市港区の海運会社が所有している。行方不明になっているのは他に焼津市八楠の男性(40)▽三重県南伊勢町の男性(29)▽尾鷲市の男性(57)▽同市の男性(57)▽三重県熊野市の男性(61)。
 付近を航行中の船から無線で通報があった。貨物船は転覆した状態で現場海域を漂流していて、周辺に筋状の油が浮いている。ゴム製の救命いかだが近くに浮かんでいるが無人とみられるという。
 転覆した貨物船は名古屋港から千葉県の市川港に鋼材を運ぶ途中だった。シエラレオネ船籍の貨物船は神奈川県の川崎港から韓国・釜山港に向けて鉄スクラップを運搬していた。事故当時、現場の海域は晴れていて、波の高さは約2・5メートルだった。

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