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貨物船衝突・転覆 乗組員6人不明
9月27日 11時41分

貨物船衝突・転覆 乗組員6人不明
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27日午前1時半ごろ、伊豆大島の沖合で、名古屋市の海運会社が所有する貨物船が外国船籍の貨物船と衝突して転覆し、乗組員6人の行方が分からなくなっています。
第三管区海上保安本部が、現場の海域などを捜索するとともに詳しい状況を調べています。

27日午前1時半ごろ、伊豆大島の西およそ11キロの海上で、名古屋市の海運会社が所有する貨物船「第十八栄福丸(およそ500トン)」と、シエラレオネ船籍の貨物船「JIAHUI(およそ3000トン)」が衝突し、現場近くの海域で「第十八栄福丸」が転覆しているのが見つかりました。
第三管区海上保安本部などによりますと、「第十八栄福丸」の乗組員は6人で、船長で三重県尾鷲市の大川信悟さん(62)、次席船長で静岡県焼津市の高井智昭さん(40)、いずれも三重県尾鷲市の、一等航海士、山本慶正さん(29)と、機関長の本山規さん(57)、次席機関長の西岡康典さん(57)、それに一等機関士で三重県熊野市の三鬼多満男さん(61)の6人全員の行方が分かっていないということです。
海上保安本部は特殊救難隊員を「第十八栄福丸」に向かわせ、船体を外からたたいて船内の状況を調べるなど捜索を続けています。
また、この船のものとみられる救命ボートが、100メートルほど離れた海上で転覆しているのが見つかりましたが、周囲に乗組員の姿は確認できていないということです。
海上保安本部によりますと、「第十八栄福丸」は名古屋から千葉へ、またシエラレオネ船籍の貨物船は川崎から韓国のプサンへ向かう途中だったということです。
一方のシエラレオネ船籍の貨物船には、中国人など合わせて13人が乗っていて、海上保安本部は、乗組員から話を聞いて詳しい状況を調べています。

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