米ナイキ6~8月:利益は予想上回る-北米の売り上げ伸びる
9月26日(ブルームバーグ):スポーツ用品最大手、米ナイキ の6-8月(第1四半期)利益はアナリストの予想を上回った。ランニングシューズやバスケットボールシューズの需要が北米の売り上げに寄与した。
26日の発表資料によると、純利益は7億8000万ドル(約770億円)と、前年同期の5億6700万ドルから38%増加。継続事業による1株利益は86セント。ブルームバーグがまとめたアナリストの予想平均は78セントだった。
マーク・パーカー最高経営責任者(CEO)はランニングシューズ市場で大きなシェアを確保するため「フライニット」の最新型などを投入している。同製品は価格が150ドル以上で、人件費上昇に直面しているナイキが収益性 を維持するのに貢献している。
6-8月期の売上高は前年同期比7.7%増の69億7000万ドルとなり、アナリスト予想の69億6000万ドルを上回った。ナイキにとって最大の市場である北米の売上高は31億4000万ドルと、9.4%伸びた。
9月から来年1月までの「ナイキ」ブランドの受注は為替変動の影響を除いたベースで10%増加。アナリスト6人の予想平均は7.7%増だった。
米株式市場の時間外取引でナイキの株価 は一時、6.4%高の74.87ドルを付けた。年初からこの日終値まででは36%上昇している。
記事に関する記者への問い合わせ先:ニューヨーク Matt Townsend mtownsend9@bloomberg.net
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更新日時: 2013/09/27 07:01 JSTニュース一覧
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