ECBのLTROや流動性注入の差し迫った必要ない-クーレ氏
9月26日(ブルームバーグ):欧州中央銀行(ECB)のクーレ理事は26日、追加的な流動性注入や期間3年の長期リファイナンシングオペ(LTRO、公開市場操作)再開の差し迫った必要はないと語った。
クーレ理事はニューヨークでの講演後に記者団に対し、LTROについて、「市場に流動性を注入する目的のための手段だ」と指摘。「流動性が何を意味するか、反応する必要があるかが問題だ。行動が必要な場合、さまざまな対応の選択肢がECBにはある」と述べた。
さらにECBがスペインの国債市場に介入する用意はなく、借り入れコストの安定は改革を通じて実現するのが最も望ましいと発言した。
原題:ECB’s Coeure Says More Liquidity, LTRO Not UrgentNecessity(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:ニューヨーク Cordell Eddings ceddings@bloomberg.net
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更新日時: 2013/09/27 09:54 JSTニュース一覧
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