ドイツ９月のインフレ率1.6％、前月から変わらず

　　９月27日（ブルームバーグ）：ドイツの９月のインフレ 率は、３カ月ぶり低水準となった前月と同水準だった。ドイツ連邦銀行（中央銀行）は今週、低インフレが個人消費にとっての「異例の好環境」を支えていると指摘していた。

独連邦統計庁が27日発表した９月の消費者物価指数（ＣＰＩ）速報値は、欧州連合（ＥＵ）基準で前年同月比1.6％上昇と、８月と同水準の伸び。８月のインフレ率は５月以来の低水準だった。ブルームバーグがまとめたエコノミスト22人の予想 中央値にも一致した。９月の指数は前月比では変わらず。

ＤＺバンクのエコノミスト、ダニエル・レンツ氏は統計発表前に、「物価はよく抑えられている。ドイツ国外の需要が総じて弱いことが、消費者物価指数の抑制に役立っている。ドイツのＣＰＩ上昇率が２％を超えるのは2014年になってからだろう」と述べていた。

原題：German Inflation Stays Unchanged at Three-Month Low inSeptember（抜粋）

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