- [PR]
経済
8月の消費者物価、0.8%増と3カ月連続プラス 消費増税の最終判断材料に
2013.9.27 08:55
総務省が27日発表した8月の全国消費者物価指数(2010年=100、生鮮食品を除く)は、前年同月比0.8%上昇して100.4となった。6月から3カ月連続でのプラスとなり、上昇幅は6月(0.4%)、7月(0.7%)を上回った。2008年11月の1.0%以来、4年9カ月ぶりの上昇率の大きさとなる。
この結果は、政府が来年4月の消費税率引き上げを最終判断するための材料のひとつとなる。
前月比は0.3%の上昇。電気・ガス料金は上昇幅が縮小したが上昇基調が続いているうえ、レギュラーガソリンが全国平均で1リットル160円台へと高騰し、前年同期比では13.2%も値上がりした。テレビはマイナス幅が縮小し、家電など教養娯楽用耐久財全体ではプラスに転じた。
生鮮食料品も前年同月比で値上がりしており、生鮮食料品を加えた総合指数(同)は前年同月比で0.9%上昇して100.3となった。前月比で0.3%上昇した。
先行指標とされる東京都区部の9月の消費者物価指数(中旬速報値、生鮮食品を除く)は0.2%上昇して99.5となり、5カ月連続のプラスとなった。
関連ニュース
- [PR]
- [PR]