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H2Aロケットの打ち上げ業務を担当する三菱重工業は、初めて海外の民間企業から衛星の打ち上げを受注したと発表しました。
三菱重工業によりますと、今回受注したのは企業や政府機関に衛星を提供するなど、現在、14機の衛星を運用しているカナダの民間会社「テレサット社」の通信放送衛星です。H2Aロケットに搭載される通信放送衛星は、ヨーロッパやアフリカなどの広いエリアをカバーするもので、海外の民間企業からの商業衛星の受注は、今回が初めてです。2015年の後半に、H2Aロケットで種子島宇宙センターから打ち上げられる予定です。H2Aロケットはこれまで、22機中、21機の打ち上げが成功し、成功率は95.5%です。三菱重工は、「今回の受注を弾みに国内外でいっそう積極的に営業活動を展開したい」としています。