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三菱重工 海外から衛星初受注
9月26日 18時7分

三菱重工 海外から衛星初受注
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三菱重工業は、大型ロケット「H2A」を使った放送や通信用の衛星の打ち上げを海外の民間企業から初めて受注することになり、日本の宇宙ビジネスの海外展開が今後軌道に乗るか注目されます。

三菱重工業は26日会見を開き、衛星運用会社として売り上げで世界4位のカナダの「テレサット」の放送や通信用の衛星を三菱重工業の大型ロケット「H2A」に搭載し打ち上げることで合意したことを明らかにしました。
三菱重工業が海外の民間企業から商業用の衛星の打ち上げを受注するのはこれが初めてで、再来年後半の打ち上げを予定していると言うことです。
三菱重工業の淺田正一郎・宇宙事業部長は「今回の受注で世界からの評価が得られ、今後引き合いが増えるのではないか。東南アジアや新興国の企業からの受注も目指したい」と述べました。
三菱重工業は6年前、商業用衛星の打ち上げ事業に参入して以降、コストの高さから苦戦が続いていましたが、円安で価格競争力が高まったと言うことです。
今回の受注で、日本の宇宙ビジネスの海外展開が軌道に乗るか注目されます。

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