公費着服で警部補を懲戒免職09月27日 12時34分
3004850911_20130927123911.mp4
愛知県警察本部の警部補が、捜査のための公費を交際中の女性との飲食に使うなどして着服したとして、業務上横領の疑いで27日書類送検されました。
警部補は懲戒免職となりました。書類送検されたのは、愛知県警の機動捜査隊に所属する46歳の男の警部補です。
警察によりますと、警部補は去年11月までの4年半にわたり捜査の際の情報提供者への謝礼のほか、交通費や駐車場代などにあてるために支給される「諸雑費」と呼ばれる公費あわせて4万7000円余りを交際中の複数の女性との飲食などに使っていたとして業務上横領の疑いが持たれています。
警部補が仕事中に抜け出すことが多いという内部通報があり調べたところ不正がわかったということです。調べに対し容疑を認め「多大なご迷惑をかけました。反省しています」と話しているということです。ほかにも使い道について裏付けがとれない費用10万円余りがあったということです。
警察は27日、警部補を書類送検するとともに懲戒免職の処分にしました。
当時の上司らあわせて8人も本部長注意などの処分にしました。
愛知県警察本部の伊藤昇一警務部長は「警察官としてあるまじき行為であり、県民の皆様に深くお詫びします」とコメントしています。