〔株式マーケットアイ〕日経平均・日足は「小陰線」、5日線が下値サポート
[東京 27日 ロイター] -
〔株式マーケットアイ〕
<16:12> 日経平均・日足は「小陰線」、5日線が下値サポート
日経平均の日足は上下に短いヒゲを伴う「小陰線」となった。前日との組わせでは「かぶせ線」であり上値の重さは否めないが、下値は5日移動平均線(1万4730円95銭=27日)がサポートし底堅さを維持している。19日以降は「上値遊び」に近いもちあい状態であり、強気相場の小休止である可能性が高い。終値と25日移動平均線(1万4120円23銭=同)とのかい離率は4.5%と過熱感も和らいできた。目先の上値メドは7月19日高値(1万4953円29銭)。これを抜けると8月28日安値(1万3188円14銭)での二番底確認が濃厚になる。
<15:52> 新興株式市場は堅調、ジャスダック・マザーズともに続伸
新興株式市場は東証マザーズ指数 が続伸。前日比で4.1%上昇となり連日高値引け。日経ジャスダック平均 も続伸した。「東証1部の中低位ゼネコン株を売却した資金が流入している」(大手証券)という。タカラバイオ 、コロプラ が高く、カルナバイオ も堅調。半面、楽天 は利益確定売りに押された。
<14:20> 日経平均は安値圏、円強含みで輸出株が下げる
日経平均はきょうの安値圏、1万4700円台前半で推移している。為替が円高方向に振れ、先物にややまとまった売りが出たほか、自動車、電機などの輸出株も下げている。市場では「米財政問題を見極めたいとのムードもあり、週末のポジション調整売りが優勢になっている」(国内証券)との声が出ている。
<13:08> 日経平均はもみ合い、バイオなどマザーズ上場銘柄が活況
日経平均はもみ合い。1万4700円台後半で推移している。
市場では「個人投資家の資金はマザーズ市場に向かっている。コロプラ のほか、バイオ関連株が活況だ。一方、主力株は見送り色が強い。足元堅調なみずほ などが7月高値を更新すると投資家のムードが好転しそうだ」(国内証券)との声が出ている。
<11:11> 日経平均は底堅い、経済対策への期待感が下支え
日経平均は底堅い。小幅高に転じ、1万4800円台を回復する場面があった。個別株物色が目立ち、物色の焦点は定まっていないものの、経済対策への期待感が下値を支えている。市場では「5兆円とされる補正予算の歳出規模に加え、法人減税などと組み合わせたパッケージとして具体的な内容を見極めたい」(ちばぎんアセットマネジメント・調査部長の奥村義弘氏)との声が出ていた。
<10:02> 日経平均は小動き、利益確定売りこなし底堅い
日経平均は小動き、1万4800円付近で推移している。鉄鋼、パルプ・紙など素材産業がしっかり。市場では「テクニカル指標の過熱感や週末要因で利益確定売りが出ているものの、外部環境が落ち着いているほか、経済対策への期待もあり底堅さを維持している。寄り前発表の8月全国消費者物価指数(生鮮食品を除く)はデフレ脱却への動きを印象付けた」(大手証券)との声が出ている。
<09:15> 小幅続伸、外部環境の落ち着きで買い先行
寄り付きの東京株式市場で日経平均は小幅続伸。前日の米国株が反発したうえ、外為市場ではドル99円前後とやや円安含みで推移しており、外部環境の落ち着きを背景に買い優勢となった。消費増税と合わせて出される経済政策への期待感も支援材料という。繊維や電気・ガス、鉄鋼などがしっかり。
半面、米財政協議の先行きをめぐる不透明感が引き続き警戒され上値の重しとして意識されており、朝方の買い一巡後は日経平均が小幅安に転じている。
<08:26> 寄り前の板状況、主力輸出株はほぼ売り買い拮抗
市場関係者によると、寄り前の板状況は、ホンダ はやや買い優勢だが、トヨタ自動車 、キヤノン 、ソニー など主力輸出株はほぼ売り買い拮抗。指数寄与度の大きいファーストリテイリング 、ファナック は買い優勢となっている。
また、三菱UFJフィナンシャル・グループ 、三井住友フィナンシャルグループ 、みずほフィナンシャルグループ など大手銀行株は売り買い拮抗となっている。
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