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柏崎刈羽原発の安全審査を申請
9月27日 11時7分

柏崎刈羽原発の安全審査を申請
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新潟県にある柏崎刈羽原子力発電所の2基について、東京電力は、運転再開の前提となる安全審査を原子力規制委員会に申請しました。
安全審査の申請は、おととし事故を起こした福島第一原発と同じタイプの原発では初めてです。

東京電力は、担当者が27日午前9時半に原子力規制委員会を訪れ、柏崎刈羽原発の6号機と7号機について、運転再開の前提となる安全審査を申請する書類を提出しました。
柏崎刈羽原発の地元新潟県は26日、東京電力に対し安全審査の申請を条件付きで承認しています。
東京電力の姉川尚史常務は「申請書に盛り込んだ内容は、新潟県の了解を得られなければ『フィルターベント』は使わないという趣旨になると思う。事故の当事者として教訓は身にしみているので、対策や知見を社会や世界と共有することはわれわれの義務だ」と話しました。
安全審査の申請は、福島第一原発と同じ「沸騰水型」の原発では初めてで、柏崎刈羽原発はすでに審査を受けている6つの原発とはタイプが異なっています。
規制委員会は、これまで80人態勢で審査に当たってきましたが、異なるタイプの原発の審査をどのような態勢で行うのか明らかにしておらず、事故を教訓に安全性をいかに確認するのか問われることになります。

泉田知事「内容確認したい」

柏崎刈羽原子力発電所の6号機と7号機について、東京電力が運転再開の前提となる安全審査を原子力規制委員会に申請したことについて、新潟県の泉田知事は「申請されたばかりで、新潟県が求めていたことが確実に反映されているかどうか詳しい内容が分からないので、まずは確認をしたい」と述べました。

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