千葉不明女子高生、神社にいた

　千葉県警は２６日、７月１１日に行方不明となった同県茂原市の高校３年の女子生徒（１７）が自宅近くの神社にいるのを発見、保護したと明らかにした。軽い脱水症状があり病院に運ばれたが、目立った外傷はないという。

　県警によると、２６日午後０時１０分ごろ、神社を訪れた近所の男性（７０）が、社の中でうずくまっている女子生徒をみつけ１１０番。駆けつけた母親が確認した。行方不明当時のままの制服姿で、学校のかばんを持っていたが、携帯電話や財布は見つかっていない。発見した男性によると、女子生徒は疲れた様子で、シャツやかばんは泥まみれだったという。

　事件性の有無を尋ねる捜査員の質問には否定的な様子で、神社の社に出入りしていたことは認めている。神社は自宅の南西約４００メートルで、県警は茂原市周辺にいたとみて、女子生徒の足取りを調べている。

　女子生徒は７月１１日午後３時ごろ、下校途中に自宅から約１・５キロのＪＲ本納駅改札口を出たのが確認された後、行方不明になり、県警が８月から公開捜査していた。発見の知らせを受け、女子生徒の妹（１０）は「見つかってよかった。うれしい」と話した。

（2013年9月27日06時03分  スポーツ報知）

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