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2013年9月21日(土) 東奥日報 ニュース



■ 高木恭造の詩碑 今別袰月に建立

写真
袰月会館前で、高木恭造詩碑を除幕する関係者
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 津軽の方言詩人・高木恭造(1903〜87)が代用教員を務めた今別町の袰月尋常高等小学校跡(現袰月会館)に、高木の生誕110年を記念して詩碑が建立され、20日、除幕式が行われた。碑には「陽(シ)コあだネ村」の冒頭の一節が刻まれており、高木本人による詩の朗読も聴くことができる。

 碑は縦約1.5メートル、横約2メートル。同町の海岸を背景に、マルメロを手にした胸像のレリーフがはめ込まれている。碑の右横にある案内板のスイッチを押すと亡くなる前年の高木の朗読が流れる仕組みで、左横の石には略歴などが記されている。高木の記念碑はほかに、同町の高野崎園地など3カ所にもあるが、音声装置を伴うものは初めてという。

 除幕式には、高木の三女・山内恭子さんや同町の小鹿正義町長ら約50人が参加。「高木恭造詩碑を建立する会」の佐藤英輝会長が「節目の年に(高木が)詩人として出発した記念すべき袰月の地に詩碑を建立することはこの上ない喜び」とあいさつした。式後は昼食会で高木の思い出などを語り合った。

 同町は2015年度末の北海道新幹線開業に向けて、詩碑を観光資源とする考え。袰月地区では、詩碑の見学者のために袰月会館を午前8時から午後5時まで開放している。

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