日刊ゲンダイ ゲンダイネット
RSSリーダー
メルマガ登録

永六輔の長寿ラジオ番組「終了の真相」

【芸能】

楽天SocialNewsに投稿!
2013年8月31日 掲載
ラストスパートに注目/(C)日刊ゲンダイ
「永六輔の誰かとどこかで」(TBSラジオ)が9月27日の放送で終了する。46年間続き、この先も永遠に続くかと思っていた番組の突然の終了に驚いている中高年のファンも多いだろう。
「頑張るのがストレスになってきたから、いっぺんやめようと思う」と永自ら8月29日の番組の中で語ったが、果たして本当のところはどうなのか。

 ここ数年、特に永がパーキンソン病を患ってからはパートナーの遠藤泰子の通訳なしには意味不明、理解不能なこともあった。が、それでも永の番組を楽しみにしていたリスナーは多い。何と山形では聴取率11%を誇り、まだまだ人気番組である。

 昨年末、小沢昭一が亡くなった際、小沢から「やめるな。あなたはマイクの前にいるだけでいいんだから、永六輔っていうのはラジオにとってそういう人間なんだから、ロレツがまわらなくても何言ってるかわからなくても絶対やめるな」と言われたと語っていた。

 また、6月、伊集院光の「深夜の馬鹿力」(TBSラジオ)にゲスト出演した際は「永さんはお骨としてつぼに納まったとしても、スタジオ内に置いていたほうがいい」と冗談交じりに言われ、笑って喜んでいた。それだけに自ら降板を申し出たとは思えない。

 TBSによると、1社提供のスポンサーである桃屋が降板したことと永の体調から終了を決めたとのことだが、ほかのスポンサーを探すなり番販するなり、何か手だてもあったはず。それをしなかったのは要するに終わらせたかったということだろう。

 永は「来週から面白くします」と力強く語っている。ラストスパートに注目。
関連記事

オススメ情報

恋愛

悩み

ビジネス

家電

健康


注目のキーワードPR

注目のキーワードPR

ゲンダイ オンライン

注目のキーワードPR

アクセスランキング
  • 昨日
  • 一週間
日刊ゲンダイ電子版
グルメ情報