【ニューヨーク=杉本貴司】シリアの化学兵器廃棄を巡って協議が続いていた国連決議案について、米国とロシアが26日合意した。米国のパワー国連大使が同日午後、ツイッターで「化学兵器の廃棄を合法的に義務付ける国連安全保障理事会の決議で、ロシアと合意に達した」とつぶやいた。
安保理は同日夜に緊急の会合を開いて決議案について協議。早期の採択を目指す。パワー大使はロシアと合意した決議案について「シリアでの化学兵器の使用は国際的な平和や安全保障に対する脅威であり、化学兵器の使用に対する新たな規範を築くものだ」と表現した。
シリアには、国連決議に基づき2014年前半までにすべての化学兵器を廃棄することを課す。米ロの交渉では廃棄が進まなかった場合に、武力行使の可能性も残す「国連憲章7章」の扱いについて溝があった。パワー大使は現時点で7章については言及していない。
ツイッター、シリア決議案、ロシア、国連
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