浜松ホトニクスと京都大学の野田進教授は26日、自動車用鋼板の切断などに使うレーザー加工機を手のひらサイズに小型化する素子を開発したと発表した。光を閉じ込めたり増幅したり自在に操る「フォトニック結晶」と呼ぶ技術を利用した。まず2014年春に、機械加工機メーカーなど向けに売り出す。
開発した素子をレーザー加工機に使えば、縦横が約1メートルだった装置を10センチメートル大程度に小さくでき、消費電力も従来の10分の1以下に抑えられる。
現段階では、固体レーザーと呼ぶ別の装置と組み合わせる必要があるが、フォトニック結晶の改良を進めて単独でも鋼板を切断できるように出力を引き上げる計画。加工機のほか、画像表示装置やレーザーポインターにも応用できるとみている。
浜松ホトニクス、野田進、レーザー加工機
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