住友金属鉱山は26日、リチウムイオン電池の正極材の生産能力を現状の3倍弱に引き上げると発表した。約48億円を投じて磯浦工場(愛媛県新居浜市)に新たな生産設備を導入する。同社の正極材は電気自動車(EV)ベンチャーの米テスラ・モーターズ(カリフォルニア州)の電池に採用されている。今後、同社のEV販売が拡大するとみて需要増に対応する。
増産するのは正極材に用いるニッケル酸リチウム。住友鉱山が製錬から手がけるニッケルにコバルトやアルミなどを混合して生産する。来年6月までに新設備を導入し、現状では月300トンの生産能力を月850トンにまで引き上げる計画だ。
住友鉱山の正極材はパナソニックのリチウムイオン電池向けが主体。パソコン用などの用途が中心だったが、パナソニックの電池を採用したテスラ製EVの量産化が始まったことで、今後の需要拡大が見込めるとして生産能力を引き上げる。
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