Updated: Tokyo  2013/09/27 04:52  |  New York  2013/09/26 15:52  |  London  2013/09/26 20:52
 

スタインFRB理事:緩和縮小、労働統計との連動性強化を

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  9月26日(ブルームバーグ):スタイン米連邦準備制度理事会(FRB)理事は、金融当局が続けている月間850億ドルの資産購入の縮小と失業率といった経済統計との連動性を強めるべきだと述べた。

スタイン理事は26日、訪問先のフランクフルトで講演。講演原稿によると、同理事は「例えば失業率や一定期間の雇用者数累増といった労働統計によって段階的な緩和縮小を自動的に決定するようなやり方が、個人的には望ましいと考える」と述べ、「例えば失業率が10ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)下がるごと一定の縮小を実施するというやり方が考えられる」と続けた。 

スタイン理事は失業の改善と量的緩和を連動させることによって、金融市場の混乱が少なくなるだろうと指摘。同理事は「このやり方によって、金融当局の対応や市場でのボラティリティーをめぐる不透明感が軽減するだろう」と続けた。

原題:Stein Says Fed Should Tie QE Tapering to a Labor MarketMeasure(抜粋)

記事に関する記者への問い合わせ先:ワシントン Joshua Zumbrun jzumbrun@bloomberg.net;フランクフルト Jeff Black jblack25@bloomberg.net

記事についてのエディターへの問い合わせ先:Chris Wellisz cwellisz@bloomberg.net

更新日時: 2013/09/27 01:13 JST

 
 
 
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