ECB、過剰流動性の吸収は必要なら可能=コンスタンシオ副総裁
[フランクフルト 26日 ロイター] - コンスタンシオ欧州中央銀行(ECB)副総裁は26日、金融市場における過剰流動性の吸収はECBとして必要であれば可能とした上で、市場金利の押し下げに向けた手段を依然として保持しているとの考えを示した。
副総裁はゲーテ大学での会合で「流動性供給のための特定手段は、最低準備制度を上回る流動性を将来的に容易に吸収し得る」と指摘。短期金利に不適切な上昇圧力がかかれば、ECBとしても対処が可能だと語った。
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