英4-6月GDP確定値:前期比0.7%増-個人消費が寄与
9月26日(ブルームバーグ):英国経済 は2013年4-6月(第2四半期)に成長が加速した。個人消費が寄与した。1-3月(第1四半期)成長率は上方修正された。
英政府統計局(ONS)が26日発表した第2四半期の国内総生産(GDP)確定値(季節調整済み)は前期比0.7%増。8月23日公表の改定値と一致した。第1四半期は0.4%成長となった。第2四半期の家計支出は0.3%増。可処分所得は1.5%増と、1年ぶりの高い伸びだった。ボーナスの時期が影響した。
英経済は7-9月(第3四半期)も勢いを増す兆候が続いている。インベステック・セキュリティーズのエコノミスト、フィリップ・ショー氏は「回復は力強さを増しているようだ。成長は第3四半期も加速する公算が大きい」とし、「この勢いはいつまでも続きはしないだろうが、経済は危機を本当に脱したようだ」と述べた。
第2四半期の政府支出は0.5%増と、前四半期の0.2%減から反転。輸出は3%増、輸入は2.9%増となり、貿易によるGDPへの影響は中立。改定値のプラス0.3ポイント寄与から修正された。
原題:U.K. Economic Growth Accelerates as Consumer SpendingRises (1)(抜粋)
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更新日時: 2013/09/26 18:18 JSTニュース一覧
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