米新規失業保険申請:30.5万件、予想外に減少
9月26日(ブルームバーグ):先週の米新規失業保険申請件数は市場予想に反して減少した。
米労働省が発表した先週の新規失業保険申請件数 (季節調整済み)は30万5000件に減少した。ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト予想の中央値は32万5000件への増加だった。
労働省の当局者は、システム更新の影響から新規申請の未処理分が発生していたカリフォルニア州とネバダ州について、両州とも手続きの遅れを取り戻したと説明した。
TDセキュリティーズUSAのストラテジスト、ゲナディ・ゴールドバーグ氏は「申請件数の減少は労働市場の改善が継続していることを示唆している」とし、「雇用者は景気見通しへの楽観を若干強めている」と続けた。
失業保険の継続受給者数 は14日までの1週間で3万5000人増えて282万人だった。
原題:Jobless Claims in U.S. Unexpectedly Fall to 305,000 (2)(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:ワシントン Victoria Stilwell vstilwell1@bloomberg.net;ワシントン Shobhana Chandra schandra1@bloomberg.net
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更新日時: 2013/09/26 22:46 JSTニュース一覧
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