マイクロソフト、新型「サーフェス」2モデル発表

    By
  • NATHALIE TADENA

[image] Reuters

マイクロソフトの「サーフェス2」 

 米マイクロソフト(MSFT)がハードウエアへの進出を続ける中、新たにタブレット型端末「サーフェス」の2モデルを発表した。

 「サーフェス2」と「サーフェス・プロ2」は、処理能力とバッテリー寿命が大幅に向上したほか、ディスプレイとカメラの解像度も増大し、キックスタンドも改良された。

 サーフェス2は記憶容量32ギガバイト(GB)と64GBの2仕様で、販売価格は449ドルからとなっている。マイクロソフトの基本ソフト(OS)「ウィンドウズRT8.1」を搭載しており、従来モデルと比べやや薄くて軽量だ。

 サーフェス・プロ2はよりPCに近く、容量64GBと128GBの2種で、販売価格は899ドルから。

 これら2モデルは、まずは米国やカナダをはじめとする22市場で10月22日から販売される。中国での販売は11月初めからを予定している。

 マイクロソフトは昨年、同社製造の初のコンピューター・デバイスであるサーフェスを発表したが、前途多難なスタートを切っていた。今年6月までのサーフェスの売上高は8億5300万ドルにのぼったものの、従来モデル「サーフェスRT」の売れ残り在庫で計上した評価損9億ドルに届かなかった。

Copyright © 2012 Dow Jones & Company, Inc. All Rights Reserved

本サービスが提供する記事及びその他保護可能な知的財産(以下、「本コンテンツ」とする)は、弊社もしくはニュース提供会社の財産であり、著作権及びその他の知的財産法で保護されています。個人利用の目的で、本サービスから入手した記事、もしくは記事の一部を電子媒体以外方法でコピーして数名に無料で配布することは構いませんが、本サービスと同じ形式で著作権及びその他の知的財産権に関する表示を記載すること、出典・典拠及び「ウォール・ストリート・ジャーナル日本版が使用することを許諾します」もしくは「バロンズ・オンラインが使用することを許諾します」という表現を適宜含めなければなりません。

www.djreprints.com