白斑問題で弁護団結成へ09月25日 08時15分
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美白効果をうたったカネボウ化粧品の利用者に、肌がまだらに白くなる症状が出た問題で、滋賀県内の7人の弁護士が、今月末にも、被害者の救済を目的とした弁護団を結成し、相談に応じることになりました。
美白効果をうたったカネボウ化粧品の商品を使い、肌がまだらに白くなる「白斑」と呼ばれる症状が出た人は、9月1日の時点で全国で9959人に上り、カネボウが自主回収を続けています。この問題を受け、滋賀県内の弁護士7人が、今月末にも、被害者の救済を目的とした弁護団を結成し、相談窓口を設けることになりました。弁護士によりますと、今回の問題で被害者を対象にした弁護団が結成されるのは、関西では初めてで、ひとりひとりと面談して、相談に応じることにしています。
弁護士の1人は「被害の状況を明らかにして、被害者とともに今後の対応を検討し、場合によっては、提訴に踏み切ることも検討したい」としています。