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事件
白斑問題で初の提訴 カネボウに4800万円賠償請求
2013.9.19 21:01
カネボウ化粧品(東京)の美白化粧品で肌がまだらに白くなる白斑症状が出たとして、東京都の女性(41)が同社に約4800万円の損害賠償を求める訴えを東京地裁に起こしたことが19日、分かった。女性の代理人弁護士によると、白斑問題をめぐる提訴は全国で初めて。
訴状によると、女性は7月にカネボウが自主回収を発表するまで、美白成分「ロドデノール」が配合された同社の化粧水や乳液などを使用していた。平成23年9月ごろから、かゆみを感じるようになり、病院で治療を受けたが改善しなかった。昨年1月ごろから白斑の症状が出始め、現在は顔全体や首、両腕、手の甲に白斑があるという。
女性側はカネボウに対し、昨年9月に大阪市の医師が関連を指摘した時点で調査すべきだったと指摘。対応が遅れたために白斑が広がって残るほど症状が悪化したと主張している。
同社は「コメントを控えたい」としている。
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