「世紀を刻んだ歌(1)」
ゲスト:きたやま おさむ(精神科医・作詞家)
4月9日(月) |
「ハイビジョンスペシャル 世紀を刻んだ歌 ヘイ・ジュード 〜革命のシンボルになった名曲〜」 |
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1968年に誕生したビートルズの名曲"ヘイ・ジュード"。同じ年にチェコスロバキアでは、民主化への運動"プラハの春"がソ連軍の侵攻によって断たれた。チェコの歌手、マルタ・クビショバは、この名曲に祖国への思いを込めた歌詞をつけ、ソ連への抵抗を歌った。そのため彼女は、政府の弾圧を受け極貧の生活に陥るが、1990年の無血革命の時、この歌は革命のシンボルとして蘇る。"ヘイ・ジュード"に秘められた知られざる物語を探る。
4月10日(火) |
「ハイビジョンスペシャル 世紀を刻んだ歌 イパネマの娘 〜青春のメロディーの栄光と挫折〜」 |
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ボサノバを生んだブラジルの天才ギタリスト・ジルベルトと、作曲家ジョビンとの出会いと別れを、ボサノバを世界に知らしめた「イパネマの娘」の誕生秘話を交えて伝える。
4月11日(水) |
「ハイビジョンスペシャル 世紀を刻んだ歌 花はどこへいった 〜静かなる祈りの反戦歌〜」 |
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アメリカのフォークシンガーで反戦を訴えたピート・シーガーが、ロシアの文豪ショーロホフの"静かなドン"の一節をもとに、1955年に作った名曲"花はどこへいった"は、ベトナムへの代表的な反戦歌として広く歌われた。大女優マレーネ・ディートリッヒは、祖国ドイツへの思いをこの歌に託し、フィギュアスケート選手カタリーナ・ビットは、ボスニアへの反戦を込めて、この歌をバックにオリンピックで演技した。20世紀を通して広く反戦歌として歌い継がれてきたこの歌の魅力をさぐる。
4月12日(木) |
「ハイビジョンスペシャル 風に吹かれてカヌー旅 〜野田知佑 モンゴル・ロシア1300キロをゆく〜」 |
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カヌーイストの野田知佑さんは、パートナーの藤門弘さんとともに、2001年夏モンゴルからロシアにいたる川の旅に挑んだ。1300キロ、40日間におよぶ長旅で、川辺に住む人々とのさまざまな出会いがあった。
4月13日(金) |
「昭和歌謡黄金時代 三波春夫・村田英雄」 |
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BSエンターテインメントの新シリーズ。昭和歌謡史に偉大な足跡を残した歌手2人を取り上げ、歌はもちろんのこと、その人物像にも迫る。今回は、ともに浪曲界から転身して独自の歌謡曲の世界を築いた三波春夫と村田英雄を取り上げる。