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事件
アップルに3億支払い命令 iPodで特許権侵害 東京の発明家勝訴
2013.9.26 15:46
[アップル]
携帯音楽プレーヤー「iPod(アイポッド)」に使用されている技術で特許を侵害されたとして、日本のソフトウエア技術者の男性(56)側が米アップル側に100億円の損害賠償などを求めた訴訟の判決が26日、東京地裁であった。高野輝久裁判長は特許侵害を認め、アップル側に約3億3600万円の支払いを命じた。
男性側の代理人弁護士によると、アイポッドの使用技術をめぐり日本の裁判所で特許侵害が認められたのは初めてという。
問題となったのは「クリックホイール」と呼ばれる操作部分。表面を指でなぞり機能を選択するドーナツ状の操作盤に、4カ所の押しボタンが内蔵されている。片手でスムーズに操作できる点が人気で、国内では平成16年以降に搭載機種が発売され、現在も一部機種で採用されている。
訴状などによると、都内でソフト開発会社を経営する原告の男性は10年にこの機能を開発し、18年に特許が認められた。特許登録を受けて19年、双方が東京地裁に提訴。アップル側による特許侵害の有無が争われ、この間に行われた和解協議も成立しなかった。
高野裁判長は「同じような機能が10年以前から開発されており、特許は無効」などとしたアップル側の訴えを退けた上で、アイポッドの対象機種の売上高などから損害額を算定。判決確定前でも強制執行できる仮執行を認めた。
アップルは判決について「コメントしない」としている。
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