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経団連と中国財界 関係改善で一致
9月25日 20時26分

日本を訪れている中国の企業経営者らが25日、経団連の米倉会長らと懇談し、日中関係が冷え込むなか、民間レベルの交流を通じて両国の関係改善を図っていくことで一致しました。

経団連を訪れたのは、中国の大手金融グループ、中国中信集団の常振明会長ら11人の経営者です。懇談で米倉会長は「友好関係のある両国が最近はお互いに批判するような状況になっており、大変悲しく思っている。民間レベルでの交流を促進させ両国の関係改善を図っていきたい」と述べました。これに対して常会長は「現在の両国関係が経済にも影響を与えているが、両国間の貿易は依然として多く、われわれとしても関係改善に向けて協力していく」と応じ、民間レベルの交流を通じて両国の関係改善を図っていくことで一致しました。
沖縄県の尖閣諸島を巡る問題で日中関係が冷え込むなか、日本の経済界も経団連の米倉会長ら大手企業のトップで作る「日中経済協会」が、ことし11月に北京などに訪問団を派遣する予定で、経済面での交流を通じて両国の関係改善を目指すことにしています。

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